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チベットの人権問題は世界的な問題となっているが
日頃人権・人権とやかましく言う日弁連はチベット人権問題は何も言わない

日本の事でない世界の人権の事も日弁連はコメントしている
子供の人権問題(子供の性売春問題など)

日弁連ホームページ
http://www.nichibenren.or.jp/

チベットの人権問題は日弁連は何も言わない


今まで日弁連はこのことで発言したことがない
3・14以後チベット人が逮捕されているが逮捕者が
正当な裁判を受けられるのか日弁連はコメントを出すべきである

なぜ日弁連はチベットの人権問題はだんまりを決めているのか

2007年6月日本弁護士連合会と中国全国律師(弁護士)協会と友好締結条約を結んだ
その内容において双方協力する内容は盛り込まれているが
ほとんどは日本と中国の商売についてであった
セミナーで討論されたのは環境問題と消費者問題だけである

2007年の条約締結やセミナーでは
チベット人権問題や他の人権運動家について日弁連からの何も提案はなかった

中国の弁護士制度とは
元々中国の弁護士は公務員であった。文革以後ようやく国家機関から独立した
しかし1986年にできた中国弁護士協会の会長は中国司法部部長である
副会長も国家司法部の弁護士担当副部長であった
1995年になってようやく弁護士が弁護士会会長となった
中国の弁護士の数  約13万人
そのうち軍の弁護士1750人
法律事務所は約1万2400箇所
しかし中国の弁護士の多くは貿易関係を扱うのが主で
事務所も上海や北京に集中している
日弁連と友好条約を結びに来た中国の代表は23人
チベット自治区からは来ていない、名前から見るとほとんどが漢民族系と思われる 

日弁連は中国弁護士協会に中国国内の裁判をまともな裁判にするように
などとは言わなかった
中国の即死刑についての裁判についても何も言わなかった
あれだけ死刑反対と日弁連は言っていながら

経済活動で双方でお互い儲けましょうという友好条約しか
締結していない
2007年の報告書を見てもチベットの人権についての記載は一切ない
人権などはおいといて仲良くしようと杯を交わしたのだ

今さら日弁連が中国弁護士協会にチベット人の人権を考えろなどと
言っても中国側は内政問題だとはねつけるだけである
チベット人を弁護する弁護士が中国に何人いるのか心配だ
まともな裁判になるのかも心配だ

日頃人権・人権とやかましく言いたいのなら
チベットの人権についてもきちんと発言すべきだ

コメントが出てもあたりさわりのないのならダメだ
「中国政府とダライラマが話し合って解決することが大事だ」
などと誰でも言えるコメントはやめてもらいたい

弁護士会らしい発言を期待したい


友好条約を締結した中国弁護士会と連携してチベット人権問題を
解決するのが日弁連の役目ではないのか

ダライラマ14世はラサで数百人のチベット人が殺され
数千人のチベット人が逮捕されたと会見している
日弁連が人権を言うなら今じゃないのか

中国弁護士協会に遠慮している場合ではないだろうが!
お友達条約むすんだのだからいいましょうよ!