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ストップウオッチ 裁判長に抗議

弁論中示し続ける 鳥取県弁護士会「侮辱行為、猛省を」

 鳥取地裁で13~16日に行われた殺人未遂事件の裁判員裁判で、大崎良信
裁判長が弁論中の弁護人にストップウオッチを法壇から示し続けた問題で
、鳥取県弁護士会(松本啓介会長)は23日、
「侮辱行為で、弁護活動への妨害」として、地裁と大崎裁判長に文書で抗議した。
 大崎裁判長は、15日に20分間予定されていた最終弁論で、15分経過した
頃からストップウオッチを弁護人にかざし、腕時計をのぞき込むなどした。
 声明で、松本会長は「人の話に真摯(しんし)に耳を傾ける態度ではない」と
指摘。「刑事裁判の公正を疑わせる重大な問題で、裁判長には猛省を求める」
としている。
 取材に対し、地裁の矢延正平所長は「コメントしない」としている。
2010年7月24日  読売新聞)
 
弁護士非行懲戒専門です
しかしこの裁判官もどうかと思うな
20分の約束で時間を越えていたなら、まだしも
15分経過で時計出されたら
あんたの弁論は面白くないから早くやめろという感じかな
一本調子で書面見てぼそぼそという口調やったんじゃないのかな
 
それでも、裁判長、時計出して早くやめろみたいなのは
アカンと思うけどね
 
この裁判をやっていた
 

裁判員裁判:岩美殺人未遂 殺意を認定し、懲役3年6月--地裁判決 /鳥取

 長男をおので切りつけたとして、殺人未遂罪に問われた岩美町浦富の無職、
辻薫被告(73)に対する裁判員裁判の判決公判が16日、鳥取地裁であった。
大崎良信裁判長は懲役3年6月(求刑懲役5年)を言い渡した。
 争点は殺意の有無。弁護側は「長男の傷はもみ合った際にできた可能性がある」として傷害罪の適用を主張した。判決は「もみ合いで生じたという客観的証拠はない。凶器は十分な殺傷能力がある」として殺意を認定した。
 判決後の会見に裁判員4人と補充裁判員1人が出席した。
裁判員4人はいずれも「評議時間がもう少しあった方がよかった」と述べた。
県西部に住む40代男性は「評議時間があらかじめ決まっているが、
場合によっては延長するなどの改善があってもいいのではないか」と述べた。
 

 
大事な裁判だと思いますが
 
最近、裁判の傍聴に行きますが
検察官がぼそぼそと声の小さい人がいた
弁護人にも、はっきりしゃべれ~聞こえないというのもいた
 
これからは裁判員裁判が多くなるのだから
メリハリの利いた弁論しないと、またストップウオッチの出番かな
確かに弁護人にとっては屈辱的行為かもしれないが
弁護人がどんな口調で弁護したのかは触れていないのが残念
 
この間私が傍聴した、京都地裁 午前11時開始の刑事被告人裁判の初公判
交通違反で他人の名前を語って、3回ほど免許不携帯で逃れた
本人に通知されバレテ逮捕。罪状について争わない裁判
 
午前11時ちょうどに開廷
罪状認否、証拠申請、情状証人1名陳述、被告人質問、求刑、最終弁論など
あり。結審そして判決 懲役2年6月年執行猶予4年の判決を出した
その上、被告人に今度何かしたら刑務所に入れますよと、くぎを刺して
ピタッと11時55分に終わった
さすが、流れ作業のようにお昼休みまでにはきっちり終わる
プロのお仕事だ