成年後見人の横領を見逃した監督人に4100万円賠償命令 大阪地裁堺支部

2013.3.15 14:32
 知的障害がある奈良県の女性(59)の預貯金を成年後見人の親族に横領されたのは、後見監督人だった弁護士や家裁が注意を怠ったためだとして、女性が元監督人の弁護士と国に約4500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、大阪地裁堺支部であった。大藪和男裁判長は「選任から3年以上、何も調査せず監督義務を怠った」と判断し、弁護士に約4100万円の支払いを命じた。国への請求は棄却した。
 後見監督人は後見人が適切に活動しているか否かをチェックする役割がある。後見人による着服事件が相次ぐ中、後見監督人の賠償責任が認められるのは異例。
 判決によると、奈良家裁葛城支部は平成17年3月、弁護士を後見監督人に選任。20年9月、当時後見人だった親族の男性らが女性の預貯金から計約7500万円を着服したことが発覚した。弁護士は家裁が必要な調査をしていると誤認し、選任後の3年半、女性の財産状況を調査していなかった。
 女性の現在の後見人の北岡秀晃弁護士は「家裁も後見監督人に定期的に報告を求めるべきだった。国の責任が認められず納得できない。控訴も検討したい」と話した。
後見人の監督をすべき後見監督人の弁護士がきちんと業務をしていなかったとして
4100万円の支払を命じた判決です。当然の判決だと思います
問題は後見人になった弁護士の横領です。
岡山の福川弁護士も後見人になり4000万円以上も横領しました。
こちらはだれが賠償するのでしょうか。
監督責任があるとするなら岡山弁護士会と免許を与えている日弁連の双方の責任があるのではないでしょうか
全国で後見人になった弁護士の横領や使い込みの事件が報道されています
氷山の一角かもしれません。被後見人が亡くなれば分からなくなることもあります。
大事なことは弁護士に後見人をさせないこと。どうしても弁護士が後見人になった
場合は後見監督人を弁護士以外で就けることしかないかもしれません
太田宏美弁護士(二弁)痴呆症の老人から2200万円使い込み
業務停止5月

 

弁護士氏名: 高森浩
登録番号
25217
所属弁護士会
富山
法律事務所名
高森浩法律事務所
懲戒種別
業務停止14
懲戒年度
20041
処分理由の要旨
後見人に選任されたが自己のために金銭を着服した
 
弁護士氏名: 金子好一
登録番号
15879
所属弁護士会
東京
法律事務所名
友祥・ロールズ法律事務所
懲戒種別
業務停止1
懲戒年度
200810
処分理由の要旨
後見人であったが年寄りから11回400万取った
 
弁護士氏名: 佐々木一彦
登録番号
17227
所属弁護士会
東京
法律事務所名
代官山法律事務所
懲戒種別
戒告
懲戒年度
20111
処分理由の要旨
後見人の事件怠慢行為
 
弁護士氏名: 中村尚達
登録番号
13881
所属弁護士会
長崎県
法律事務所名
なかむら総合法律事務所
懲戒種別
戒告
懲戒年度
201111
処分理由の要旨
成年後見人制度での怠慢な行為