弁護士に有罪=多重債務者あっせん-東京地裁
無資格の暴力団幹部らから過払い金返還を求める多重債務者のあっせんを受けたとして、弁護士法違反罪に問われた弁護士近藤利信被告(70)の判決が24日、東京地裁であり、本間敏広裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
本間裁判官は「犯行は悪質だが、反省しており、弁護士の登録取り消しを請求している」などと執行猶予の理由を述べた。(2012/02/24-11:23 時事通信)
本間裁判官は「犯行は悪質だが、反省しており、弁護士の登録取り消しを請求している」などと執行猶予の理由を述べた。(2012/02/24-11:23 時事通信)
「弁護士でありながら…」組長から依頼者紹介
暴力団組長らから過払い金返還請求訴訟の仲介を受けたとして、弁護士法違反(非弁提携)に問われた東京弁護士会所属の弁護士・近藤利信被告(70)に対し、東京地裁は24日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。
本間敏広裁判官は「弁護士でありながら犯行に及んだ責任は軽視できない」と述べた。
判決によると、近藤被告は、弁護士資格のない相手から仕事のあっせんを受けることが禁じられているにもかかわらず、2009年4~10月、住吉会系暴力団組長・斉藤順平被告(53)(1審実刑、控訴)らから過払い金返還請求訴訟の依頼者25人の紹介を受けた。
2011年11月逮捕時の記事
過去の懲戒処分
弁護士氏名: 近藤利信 | |
13795 | |
東京 | |
近藤利信法律事務所 | |
業務停止1月 | |
2009年9月 | |
依頼者に無断で和解、文書偽造 詳細リンク:https://jlfmt.com/2009/09/30/28295/ |
13795 | 弁護士 | 近藤 利信 | 東京 |
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