弁護士が裁判員と会話…違法と地裁が措置要

 東京地裁立川支部の裁判員裁判で被告の弁護人を務めた畑江博司弁護士59)が、公判の合間に裁判員に接触し、会話を交わしていたことがわかった。

 裁判員への接触は裁判員法で禁じられており、東京地裁は19日、懲戒処分を含めて措置を講じるよう所属先の東京弁護士会に要請した。
 問題があったのは、強盗致傷罪などに問われた安西光洋被告(25)の裁判員裁判。被告は12日の初公判で、通行人に暴行し金品を奪うなどした起訴事実を認め、16日に懲役9年(求刑・懲役12年)の実刑判決を言い渡された。
 地裁などによると、畑江弁護士は14日昼、同支部の喫煙室で相手が裁判員であることを知りながら会話した。
この裁判員は「評議の雰囲気を聞かれた」と説明したという。同支部に対し、畑江弁護士が裁判員への接触を認めて謝罪するなどしたため、弁護人、裁判員ともに解任はせず審理を続行した。
(以上読売新聞)
ほんとうにゆるい弁護士、緊張感のない弁護士の多いこと
昨年末には東京弁護士会の刑事専門のパブリック事務所が誰でも閲覧可能なメーリングリストを
開設して裁判員裁判の裁判員の名簿や判決文を公開したばかりだ
その前には裁判員裁判でこの制度が不法であるような弁論をした弁護士がいた
さて、この弁護士はみなさんはどう思われますか?
① 単なる嬉しがり 大阪でいうイチビリ
② 依頼人、被告人のために弁護人として裁判員の評決を探り出そうとした
③ 確信犯。裁判員裁判制度はこういう問題があるから止めようという方向持っていきたかった
私は①
さてこの報道で東京地裁が東京弁護士会へ懲戒処分などの措置を取るように求めたとあります
東京地裁、裁判所が懲戒請求者となれるかどうか?
行政庁、裁判所は懲戒請求者にはなれないと判断すると弁護士会の弁護士懲戒手続の実務に記されている
地裁の裁判官が裁判官の肩書で個人的に懲戒請求者となった場合は意見が分かれる
それでは、東京弁護士会が懲戒処分をするかというと、弁護士会が懲戒請求者になるというのは
可能で非弁提携など多くの処分例がありますが、今回はどうでしょう
おそらく戒告程度でしょうね
畑江弁護士
法と民主主義 けっこう左翼、畑江弁護士