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日弁連広報誌 「自由と正義」 2012年8月号が届きました
今月は巻頭に第二東京弁護士会の菊間千乃弁護士(フジテレビアナウンサー)のひと筆というコラムから
始まっています。
今月の弁護士懲戒処分の公告(要旨)は8人の弁護士の処分内容が掲載されています
本日は一覧ですが明日からお一人お一人記事にしていきます
 
① 玉城辰夫 13656 大阪 戒告 処分日5月10日
相続事件の職務違反行為
 
② 長谷川彰 18533 京都 戒告 処分日5月15日
事件放置
 
③ 田川貴浩 23293 東京 業務停止6月 処分日5月16日
預り金等の不明瞭な受領行為
 
④ 松本迪男 11846 第二東京 業務停止1月 処分日5月21日
寺家放置、預り金等不返還
 
 
⑥ 廣田稔 15708  大阪 戒告 処分日 5月29日
依頼者を訴える代理人に就任
 
⑦ 加藤悠史 26285 愛知 戒告 処分日 5月31日
事件放置
 
⑧ 遠藤雄司 9687 東京 戒告 処分日6月5日
紛争の蒸し返し行為
 
今月は東京、一弁、二弁、大阪、愛知、京都とバランスが取れています。
これで兵庫と福岡が加わればオールスターでしたが・・・・・・
 
弁護士登録抹消情報  法17条第1号
5月17日 20986 高橋浩文 福岡県弁護士会    
自己破産申請により資格抹消ですが詐欺容疑で逮捕されています。懲戒処分ナシで弁護士を辞めたということです
 他に45名ほどの弁護士さんがお亡くなりになったりして弁護士登録を抹消しています(合掌)
5月31日現在会員数
32092名
 
綱紀審査会の運用状況について   
平成24年1月1日から同年6月30日までにおける綱紀審査状況
継続 118件 新受 120件  審査相当 2件 審査不相当112件 却下 2件 計117件 未済121件
 
これは、所属弁護士会で懲戒処分ナシとされ日弁連に異議申立をしたが、ここでも懲戒処分にナシとされ
綱紀審査会に再度審査を求めたものです。3回目でやっと懲戒相当であると議決されたものです
年に1件認められるかどうかですが、今回2件の懲戒相当であると綱紀審査会で議決されたものです
この後に、対象弁護士の所属弁護士会懲戒委員会で処分について審議されます。懲戒請求ではこれが最後の
審議になります。この時点で懲戒処分は決定ではありません
私の支援をしている方のものがこの2件の中にありました。この2件の内容について別の日に記事にします。