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日弁連広報誌「自由と正義」9月号が届きました
連休の影響でしょうか毎月14日の届くのですが今月bは18日に届きました
今月も弁護士の懲戒処分の要旨が掲載されています
本日は一覧ですが明日からはお一人お一人詳細を記事にします
 
① 小林正憲 18773 栃木 業務停止2月  処分日6月25日
この後にもいろいろ報道されています。単なる事件放置ではなさそうです
 
② 丸山実 13707  二弁 戒告 処分日6月27日
預り金を返還しない。みなし報酬とした。
 
③ 西村義明 15704 兵庫 除名 処分日 6月28日
兵庫と言えば西村先生、横領容疑で逮捕されました。除名は遅すぎた判断
 
④ 三浦和人 14037 愛知 業務停止5月 処分日7月2日
懲戒請求者に金を貸しつけた等
 
⑤ 荒井 鐘司 9019 二弁 業務停止1月 処分日7月5日
懲戒請求者から金借りる等
 
今月は5人の弁護士の処分ですが登録番号9019~18773までの5人です。
お歳でいえば60歳は越えているベテランの弁護士の処分です。弁護士になって20年30年
という方です。他の業界は若手がミスをしたり経験不足からもめ事になったりしますが弁護士業界はベテランしか懲戒処分がありません。若い弁護士の処分は痴漢か盗撮となっています。
ベテランになればなるほど悪徳になってくという業界というのも珍しい業界です。
ベテラン弁護士を選ぶ場合は注意が必要です。
 
■ 登録換え
所属弁護士会を変更した場合に官報と自由と正義に掲載されます
6月20日 登録番号11882 筒井信隆 新潟から二弁に登録換えをしています
政治家を引退し弁護士一本になるそうです、地元新潟ではなく東京に事務所を移されました
 
■ 登録取消
今月もたくさんの弁護士が辞めたり死亡して自由と正義に掲載されています
その中から
① 5月5日  渡邉栄子  岩手 法17条3号 横領し逮捕、有罪となり除名処分
② 5月24日 葛西清重  埼玉 法17条3号 ホームレスになり行方不明 会費未納で退会処分
③ 6月5日  近藤忠孝  京都 死亡 元共産党参議院議員、京都では有名な弁護士
                  懲戒処分も多かった
④6月18日 神谷孝司   京都 24420 前年の京都弁護士会副会長、受任事件を放置し
                  突然の登録取消。連絡がつかない
 
 6月30日 登録弁護士数
  33617名