弁護士自治を考える会
日弁連広報誌『自由と正義』2014年6月号が届きました。
弁護士の懲戒処分の要旨が公告として掲載されています。今月は13人の弁護士の処分公告です。過去最高です。本日は一覧ですが明日からお一人ずつ解説していきます。
① 佐藤博史 14247 第二東京  戒告  処分日3月4日
あの遠隔操作事件の佐藤弁護士です。2回目の処分になりました。
しかしこれでよく戒告で収まってますね。さすがに実力者です。
報酬の説明がなく高額な請求を多数請求し受領・委任契約ナシ
② 西浦一成 14934 大阪 戒告  処分日3月5日
和解があるのにまた裁判提起
③ 中西裕人 17540 大阪 戒告 処分日3月5日
怠慢な業務処理
④ 岩崎任史 19717 大阪 戒告 処分日3月5日
事件放置
⑤ 大山英一郎 24884 大阪 戒告 処分日3月5日
怠慢な事件処理
⑥ 森川正章 19532 兵庫 戒告 処分日3月6日
大文豪の戸籍謄本不正受給
⑦ 松本男 11846 第二東京 業務停止10月 処分日3月7日
非弁提携 4回目の懲戒処分
⑧ 高橋正雄 10590 東京 業務停止1月 処分日3月10日
報酬請求権がないにもかかわらず請求
⑨ 宮野皓次 16934 兵庫 業務停止2月 処分日3月10日
今年に入って3回の懲戒処分 怠慢な業務処理
⑩ 木原武士 37434 熊本 業務停止2月 処分日3月14日
相続事件 高額な報酬を請求
⑪ 羽賀宏明 22789 千葉 退会命令 処分日3月16日
弁護士会費未納 4回目の懲戒処分
⑫ 小山 哲 35165 岐阜 業務停止6月 処分日3月18日
盗撮 2回目の懲戒処分
⑬ 澤田憲治 22428 兵庫 業務停止1月 処分日3月31日
尼のジュリーの懲戒処分 事件放置
□弁護士登録者数 35045名 3月31日
今月号には各弁護士会の1年を振り返ってという特集があります。
(2013年度)会員の不祥事事件に対する記述があります。
以前は横領の逮捕者が出ても何もコメントがありませんでしたが、今年は多くの弁護士会が不祥事事件に対する対策や反省が述べられています後日まとめたいと思います。
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村越日弁連会長と千葉弁のゆるきゃら
 「ちーベん」
  近日中に新潟県弁護士会のゆるきゃらの
 公募した名前が発表されます。
 楽しみです!  

和歌山弁護士会長初仕事! 

 和歌山弁護士会(小野原聡史会長)は13日、安倍晋三首相が憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認を目指していることに「反対する」とした会長声明を発表した。同日付で安倍首相や衆参両院議長らに送付した。
(毎日新聞14日)
(小野原聡史和歌山弁護士会長)
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