千佐子被告、相続分返還訴え取り下げ 京都・青酸事件
京都新聞 12月16日(火)
京都府向日市鶏冠井町で昨年12月、筧勇夫さん=当時(75)=が青酸化合物で殺害されたとされる事件で、殺人罪で起訴された妻の千佐子被告(68)の代理人弁護士が、筧さんの預金口座を凍結した京都府内の金融機関を相手に法定相続分の返還を求めた民事訴訟をめぐり、訴えの取り下げ書を京都地裁に提出していたことが16日、分かった。
 千佐子被告が殺人容疑で逮捕される前、金融機関は千佐子被告が処罰され相続資格を失う可能性を指摘し、筧さんの預金口座を凍結。今年6月、千佐子被告側は「故意に(筧さんを)死亡に至らせた事実はなく、有罪確定までは犯罪者として扱われない」と主張し、法定相続分の約400万円の返還を求めて提訴していた。
 千佐子被告の代理人弁護士作成の文書では「原告(千佐子被告)本人より、訴訟を取り下げたい連絡があった」と説明。金融機関と筧さんの親族に訴訟取り下げの同意の検討を求めている。同弁護士の所属事務所は「取材に応じられない」としている。
 京都地検は10日、筧さんを青酸中毒で死亡させたとして殺人罪で千佐子被告を起訴した。
 捜査関係者によると、千佐子被告は容疑を否認しているが、起訴直前に「私がやった」と事件への関与を認める趣旨も話し、供述がぶれている、という。
京都新聞
 
1年も前から京都ではいろんな噂があった事件,週刊誌の報道が先行していましたが容疑者が逮捕され今は警察からの情報がいろいろ出ています。
 
千佐子容疑者が公正証書遺言や相続についての知恵があったのかどうか
週刊文春は弁護士が黒幕にいたのではないかという記事を書いた。
今回の訴訟を取り下げしたのもその黒幕だと指摘された京都にある弁護士法人M綜合法律事務所(大阪)の代表のI藤弁護士ではないのかと当然弁護士は依頼されたからというでしょう
 
週刊文春 20141211日号 
「京都殺人妻 筧千佐子”後妻業”の「黒幕は東大法卒40代弁護士」
 
(弁護士のプロフイール)
昭和48年 静岡県天竜市生まれ、県立浜松北高校、平成4年東大文科T類入学、平成9年東大法学部卒業、平成9年司法試験合格、司法修習52期、
平成12年大阪弁護士会登録、弁護士法人・Y橋・Y上合同法律事務所
200341日独立、弁護士法人M綜合法律事務所設立