弁護士が過払い金未返還・提訴
過払い金回収を依頼していた弁護士が死亡し、回収したはずの過払い金が返還されないとして、兵庫県姫路市などの依頼者19人が、弁護士から送金を受けていた東京の2つの会社に、約1300万円の損害賠償を求め、神戸地裁姫路支部に提訴した。
原告弁護団によると、東京弁護士会の島袋栄一弁護士。過払い金回収業務を中心に活動し、全国で無料相談会を開き、依頼人を募っていたが、2012年11月に死亡した。同様に返還されていない人は数百人、総額1億円以上になるという。
訴状によると、弁護士の口座からは12年2月から11月にかけ、2社に計約2億5000万円が送金されていた。送金の名目は「印刷・折り込み代」だった。 原告側は「不自然に高額で架空だ」と主張。会社側が、回収した過払い金を弁護士の口座から移し、死亡後に依頼人に返還させないようにしたとしている。
弁護団は「裁判で不透明な会社の実態を解明したい」としている。(共同) [2015年2月3日 日刊
また未返還です。横領、着服とはいいません。まだ返してないです。
『弁護士の 便利なことば 未返還!』
姫路の被害者の方が提訴されましたが、山形でも問題になりました。
(2012年12月)ある弁護士のブログ
山形県内でも大規模にチラシを配布して債務整理の相談会を開催していた,東京弁護士会の島袋栄一弁護士が亡くなり,引継弁護士の紹介などの手当てがないまま,一方的は事件記録の返送が始まっています。
未処理案件がある方はもちろん,既処理とされているものも極めて問題のなる処理がされている模様です。
お心当たりの方は,早急に山形県弁護士会の法律相談センター(023−635−3648)か法テラス山形事務所(050−3383−5543)へご連絡下さい。
東京の小さな法律事務所が兵庫、山形とチラシを撒いて過払いの相談をしていた。それは絶対無理な話でしょう
そして過払い金の支払いをした金融会社に支払った過払い金が戻っていた。ここで疑われるにはNPOなどが関与したのではないか。非弁提携があったのではないか。その者が金融会社と結託していたのはないかと私は推測します。金融会社を辞めた人間が関与していた。島袋弁護士はあまり知らなかったのではないかということです。
金融会社は過払い金の支払いを代理人弁護士にします。そこで依頼人にいくら貰いましたかという確認を取りません。そんなこと言ったら弁護士から人の商売のジャマをするのか訴えられます。
いくらの過払い金があったのかは弁護士と金融会社しか知りません。
また、依頼人が過払いがあるから取り戻して欲しいと法律事務所に行く人もいますが、NPOを名乗る団体や法律事務所のスタッフから電話がかかることがあります。
金融会社からの名簿が漏れているからです。いくら過払い金があったのか分からず弁護士に任せてしまうこともあります。返してくれるのならいくらでもいいわ!という人がたくさんいます。
NPOが昨年巨額の脱税で逮捕されました。脱税するほど儲けていた。いや、本来返すものを依頼人に返していなかったのです。
弁護士はNPO、非弁グループに名義を貸して月100万円ほど貰っていました。仕事はNPOがやります。自分は名義を貸して遊んでいたのです。名義を貸した弁護士は何が行われていたかもしらないのが実態でした
島袋元弁護士は全国を走り回ることができたのでしょうか?大量の過払い金返還請求の事件処理ができたのでしょうか?
事務長は誰だったか?どんなお名前が出てくるのか?
肝心の弁護士が亡くなった今、どこまで事件の全体像を解明できるでしょうか。