日弁連が2013年に各弁護士会に出された苦情と紛議調停の内容について
データを公開しました。1年間の苦情件数は約1万件を超えています。
2013年頃の弁護士登録数は3万2000人くらいでしょう。高齢で執務をしていない先生もいますから実質の人数は3万人くらいだと思います。
3万人の弁護士に1万件の苦情が出されたということです。つまり3人に1人は苦情が出る業務を行ったということです。こんな業界があるでしょうか、
依頼者からの苦情(総数5000件)
① 終結事件への不満  581
② 処理の仕方     2162
③ 処理の遅滞     1143
④ 対応・態度     1631
⑤ 報酬        1005
⑥ 預り金の処理     611
相手方から   (総数2237)  
① 終結事件への不満  37
② 処理の仕方     609
③ 処理の遅滞     232
④ 対応・態度     1472
⑤ その他       310
その他、1417件の苦情が各弁護士会に寄せられました。
【資料】
市民窓口申立人・苦情内容別受付件数・弁護士会別(2013年1月~12月)
イメージ 1