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記者のつぶやき  

 「ジャーナリストの女性問題」 

 
先日東京都知事選挙が行われ、既に報道等で周知の通り、小池百合子氏が当選し都知事に選出された。
 
報道されている結果に鑑みると、無党派層に限らず、知事という選挙にもかかわらず、組織(派閥)選挙の構造に対し、無党派層のみならず与野党支持者からも、自民党との対立構造を上手く?表現した 小池百合子氏 への票として流れていたことすら窺い知れる。
 

<都知事選>小池氏が当選…女性初、増田氏らに大差

(Yahooニュース 毎日新聞)
 
他方、野党共闘として野党4党から推薦を受けて立候補をした 鳥越俊太郎氏 は当初最有力候補と目されながらも、票数は伸びず、小池氏から150万強なる票の差で落選した。この落選理由の一端に、『女性問題』 の存在があることは、本人の敗戦の弁でも触れられたという。
 

鳥越氏はなぜ完敗…随所に見えた安直さ、致命傷となったライバル口撃

(Yahooニュース デイリースポーツ)
 
 
それにしても ジャーナリストは 『女性問題』 がついて回るのでしょうか?
我々も、既婚者であるジャーナリスト の 異性問題 について、よく耳にします。
しかも、それぞれ、異性との交流?!問題。
 
鳥越氏のジャーナリスト時代の 『女性問題』 、名誉毀損等として週刊誌側と真実か否か、今後刑事告訴の結果、他民事で争われるか否か、そしてこれらどのように進行し、また結末を迎えるのかわかりません。
・・が、少なからずジャーナリストでいながら自らが矢面になると 『説明責任』 は果してないように感じてなりません。
 
 

東国原氏が聞いた鳥越氏スキャンダルは「違う内容」

東国原はツイッターに、立候補者でジャーナリストの鳥越俊太郎(76)の「女子大生淫行疑惑」が週刊文春で報じられたことに関して、「僕が聞いている女性スキャンダルは、記事とは違う内容」と投稿したが、取材では「今日は舞台なので、別の場で」と言うにとどめた。(引用 日刊スポーツ)
 
 

宇都宮氏が明かす、鳥越氏の応援演説しなかった理由 

・・・ さらに「女性の人権問題について」と題し、「週刊文春」と「週刊新潮」で報じられた女性問題について「鳥越候補自らが記者会見など公開の場で説明責任を果たし、被害者女性への配慮を示すこと」を求めた。

 文書の中で、宇都宮氏と同会は「鳥越候補は、根拠を述べることなく『事実無根』として、刑事告訴まで行っています。しかし、私たちはこの記事そのものから見て、事実無根と考えることはできません。むしろ、女性とその関係者の証言まで否定することは、被害女性に対するさらなる人権侵害となる可能性があります」と指摘した。

(引用 Yahooニュース 日刊スポーツ)
 
根拠を述べることなく『事実無根』 ・・ なんか我々の活動の中でも昨今、覚えがあるような言葉です。
 
 
説明果さないのは 弁護士組織 に限らず ジャーナリスト も?!

鳥越陣営、「池上特番」に出演せず 視聴者「聞く耳はどうした」

【都知事選2016
報道番組「池上彰のニッポンの大問題~都知事選スペシャル~」(テレビ東京)での一幕で、ツイッターでは「敵前逃亡かよ」「聞く耳はどうした」「逃げないで下さい」といった厳しい指摘が相次いだ。
■「私の質問を受けない、ということのようですねぇ」
 候補者と繰り広げる11のインタビューが名物の池上特番。しかし、視聴者が期待していたジャーナリスト同士の掛け合いは実現しなかった。小池百合子・ 元防衛相に当選確実が出た20時過ぎ、鳥越事務所からの中継で、相内優香アナウンサーが「今交渉していますが、11の掛け合いはできないかもしれませ ん」と険しい表情で伝えた。(引用 Yahooニュース J-CASTニュース)
 
 
我々は、政治を追っているわけでは有りませんが、弁護士そして弁護士組織の問題を研究しています。
他方、この弁護士問題の延長線上、個々の民事問題を目にしたり、耳にすることもあります。
弁護士自治を考える会としては、守秘観念もしかり、家事問題など男女間争議の延長にある弁護士関係の問題には、極力、男女両性あわせたメンバー等で取り組む姿勢を心がけています。
しかし、ジャーナリストによる取材対象者に絡む異性問題の情報が入る度、他このような問題(特に家事問題)を扱うような団体はどうなのだろう?と感じてなりません。
まさか、男性だけ、女性だけ・・では無いでしょうな。
 
我々が時折入手する、既婚者ジャーナリストによる異性問題に関する情報は、『家事問題』 の当事者(取材源)です。
既婚者であるジャーナリストが・・ 取材源である異性と交遊・・そして異性関係が齎される・・これが事実であったなら、ジャーナリストという職業に対して、多大な信頼失墜、失望に繋がりかねません。
既婚者なるジャーナリストが取材源に接触した後、異性問題として“多々”存在するような事実があれば、今の時代では、大変由々しき問題として取り上げるべきでしょう。
 
以前、『ショーンK』なるコメンテータの問題ありましたな。
公人、準公人の定義うんぬん以前に、TVに出演したり報道に携わる職業の方々、初歩のモラル再確認を!!
そして、新聞社に留まらず、TV、マスコミ分野も、『身体検査』 は、弁護士に限らず、コメンテータや主催者も、事前の調査然りと存分に願いたいものです。
職業ジャーナリストとは、金銭を得る “商い” が存在します。
その信頼を評価する顧客は、我々国民ではないでしょうか。
(発信 札幌SS、東京TT)