1830万円着服の弁護士起訴
毎日新聞 2016年10月26日 http://mainichi.jp/articles/20161027/k00/00m/040/092000c
成年後見人の立場を悪用して現金約1830万円を着服したとして、名古屋地検特捜部は26日、愛知県弁護士会所属の弁護士、渡辺直樹容疑者(59)=岐阜県多治見市=を業務上横領罪で起訴した。
起訴状によると、渡辺被告は2013年12月2日~15年7月28日、成年後見人として管理していた70代男性の複数の口座から、11回にわたって計約1830万円を引き出して着服したとされる。特捜部によると、渡辺被告は受任した民事案件数件を適正に処理しておらず、その結果生じた損害の補填(ほてん)に横領した金を充てたという。
愛知県弁護士会の石原真二会長は「弁護士の職務に関する行為で起訴されたこと自体が極めて遺憾。市民や裁判所の信頼を著しく失墜させ、おわびいたします」との談話を出した。【金寿英】
逮捕時の報道
愛知県弁護士会に所属する弁護士が、成年後見人として管理していた県内の男性の口座から合わせて1800万円余りを着服したとして、業務上横領の疑いで名古屋地検特捜部に逮捕されました。
渡辺直樹護士 愛知県弁護士会 登録番号18312
豊橋市花園町21
渡辺直樹法律事務所
渡辺直樹弁護士には過去に懲戒処分があります
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