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日弁連広報誌「自由と正義」12月号が届きました。
弁護士懲戒処分の要旨が公告として掲載されています。
写真は1月号です。この表紙も12月号で終了です。2017年1月号からまた新しい表紙に
なります。11月号までに89名の弁護士の懲戒処分の要旨が掲載されました。12月号は7人の処分の要旨です。2016年は96件の処分の要旨が掲載されたことになります。
本日は一覧です。
氏名    所属 登録番号 処分  処分日
①加島康介  広島 35747  戒告  7月14日
怠慢な業務
②松本彰夫  二弁 33008  戒告  7月19日
依頼者の一方的な言い分のみの業務
③野澤 渉  一弁 32293  戒告  7月25日
相手方を強く名誉を棄損する行為
④ 丸山 實 二弁 13707  戒告  8月1日
怠慢な弁護
⑤大渕愛子 東京  28914  業務停止1月 8月2日
法テラスに顧問料を請求し受領
⑥大谷辰雄 福岡  22312  戒告 7月21日
職務上請求不正請求
⑦生田輝雄 香川  22848  業務停止8月 8月16日
遺言執行者、相続財産の杜撰な管理 
◇ 2016年9月30日現在の会員数
会員 37600名  特別会員 9名(沖縄特別弁護士)外国人401名
2016年最後の自由と正義になりました。
今年のまとめなど後日発表いたします。
官報に掲載された弁護士の懲戒処分の公告は1月1日から通算100件です。
他に新聞報道で4名の懲戒処分が決定されています。
弁護士懲戒処分検索センターの登録は自由と正義に処分の要旨に掲載されてからの
登録となります。
弁護士の懲戒処分は「処分の効力が生じた日」から官報の公告まで約2週間かかります
その後、日弁連広報誌「自由と正義」に要旨が掲載されまで、おおよそ3か月から4カ月を要します。
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「弁護士自治を考える会」の無料配布用テイッシュペーパーができました。
 弁護士会前などで配布したいと思います。
会では、弁護士自治に関してご意見、提言を募集しています。
当ブログに記事として投稿したい方はメールでご意見をお寄せください。
会では懲戒請求を申し立てて棄却になった議決書を求めています。
これでも処分しなかったという例をデータ化していきます。