弁護士への苦情15000件【弁護士白書2017】
態度横柄・処理不満・処理遅滞・結果不満・報酬高額・預り金未返還
 
日弁連が発表した「弁護士白書 20172016年に各弁護士会の市民窓口(苦情受付)に申し立てられた苦情の内容が公開されました。
(「弁護士白書2017」は日弁連広報課で販売しております。

苦情の多い順①   依頼人への対応・態度が悪い       5081件

②   事件処理の仕方が不満          3784件

③   事件処理が遅い             1931件

④   裁判等の結果に不満            739件

⑤   預り金の返還が遅い            323件

⑥   その他                  1990件  

   合計                  15064件

苦情を受けた弁護士(複数あり)   11135人 
2016年 弁護士数          38739
全国の38739人の弁護士で延11135人が苦情を申し立てられた。

その件数が15064件 一人の弁護士に複数の苦情があったことも伺えます

 苦情の多い弁護士
① 横柄な態度、不遜な態度、依頼人を小ばかにした態度で仕事を受ける、

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② 事件の処理は、依頼人の希望、意見も聞かず、自分勝手に進める、

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③ 依頼人が弁護士に一言、文句でも言おうものなら放置する、

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④ その挙げ句、高い報酬を払わされる、

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⑤ 結果、裁判に負ける。預り金の清算も遅い。 
 
【苦情申立ての件数の推移】
年度     苦情件数  弁護士数
2007年    8,668   25,118
2008年    9,427   26,959
2009年    9,764   28,796
2010年    10,807   30,429
2011年    11,129   31,909
2012年    11,020   33,317
2013年    11,986   34,743
2014年    13,893   36,160
2015年    14,822   37,445
2016年    15,064   38,739
弁護士の数が増えれば苦情が多くなる。事件を多く受任すれば苦情が出るのは
当たり前だと言った弁護士(東京)がいました。

弁護士業界は不祥事に対する反省、対策も無く、複数の苦情があっても対応しない。依頼人はお客様であるという認識が一番欠けている業界、嫌なら他所行ってくださいといっても他所が無い。独占状態の日弁連。いわば【殿さま商売】ということがいえるのではないでしょうか

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日弁連白書 2017より

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