役員ら社員全員が債務者に…債務者過払い金を詐取か
2018年6月9日 19時9分
弁護士事務所が取り戻した債務者の過払い金をだまし取ったとしてNPO法人の運営者が逮捕された事件で、このNPO法人の役員や社員が全員、債務者の名前で登録されていたことが分かりました。
NPO法人「STA」の運営者・長谷川和江容疑者(54)ら2人はおととし、多重債務者のために過払い金を取り戻した弁護士事務所に嘘を言い、現金190万円をだまし取った疑いが持たれています。その後の取材で長谷川容疑者らのNPO法人が毎年、東京都に対して事業報告書を提出する際、役員や社員の欄に債務者の名前を使っていたことが分かりました。また、長谷川容疑者らは都に対して「活動を停止中のため、成果はありません」と嘘の報告をしていたということです。警視庁は嘘の申請を重ね、NPO法人を名乗り続ける ことで債務者を集めていたとみて余罪を調べています。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180608-00000045-nnn-soci引用 テレビ朝日
まるで弁護士が被害者のような事件、そんなわけがございません。
>長谷川容疑者らは、消費者保護をうたうNPO法人の職員を名乗って債務者を勧誘し、過払い金の返還を求める裁判を起こさせ、担当した弁護士に「債務者本人の口座だと家族にわかってしまうので、私が本人に渡します」などとウソをついていたという。
弁護士に『この仕事は当会NPOが受けたのでお金は私が預かります』と言って、弁護士が「はい,そうですか!」と支払うわけがございません。もし払ったとしたら、本人確認もせず、支払うなどということは絶対ありません。
弁護士は依頼者本人から、面談をして委任契約などをしていない可能性があるのではないですか。
この事件はNPOが仕事を持ってきて、取った過払金をNPOに渡していた。つまりNPOと一心同体ではないのか。
それどころかNPOは依頼者に過払金を支払ったのかどうかも怪しい?
>NPO法人を名乗り続けることで債務者を集めていたとみて余罪を調べています。
NPOを名乗り過払い請求や債務整理の客を集めて、弁護士にあっ旋していたとこれは完全に非弁提携です。
弁護士が、だまし取られたというのであれば、ぜひとも法律事務所の名前を公表していただきたいと思います。