大阪弁護士会が「死刑廃止」決議採択

産経新聞

 大阪弁護士会は9日、大阪市内で臨時総会を開き、死刑制度の廃止を政府や国会に求める決議を賛成多数で採択した。都道府県レベルの大規模な弁護士会で、死刑制度への立場を明確に打ち出すのは初めて。

 同会によると、臨時総会には会員4624人のうち約200人が出席。委任状での表明も含めて賛成1137票、反対122票、保留・棄権30票で採択された。会員の約7割にあたる約3300人は意思表明をしなかった。

 採択前の討論では、賛成派は人権擁護の観点や誤判・冤罪の恐れから死刑廃止を主張。反対派からは犯罪被害者や遺族の感情などを踏まえ、死刑制度の維持が必要とする意見がそれぞれ出された。

 死刑制度をめぐっては、日本弁護士連合会(日弁連)が平成28年に「2020(令和2)年までの廃止を目指す」とする宣言を賛成多数で採択。都道府県レベルでは札幌▽滋賀▽宮崎-の弁護士会が同様の決議を採択しており、大阪は4例目。

 臨時総会後、会見した今川忠会長は「死刑廃止の実現に向け、政府や国会に陳情を行うなど積極的に活動を進めていく」と話した。

引用産経 https://www.sankei.com/west/news/191209/wst1912090019-n1.html

弁護士自治を考える会

>臨時総会には会員4624人のうち約200人が出席。委任状での表明も含めて賛成1137票、反対122票、保留・棄権30票で採択された。会員の約7割にあたる約3300人は意思表明をしなかった。

 

7割が意思表明せず、4624名の会員で200人しか出席しない臨時総会。委任状含めても約4分の1しか参加しない総会、これで決議採択するのでしょうか。

この人数で採択しても大阪弁護士会としての死刑反対表明となるのですが、、

せめて京アニの容疑者の裁判が終わってから採択すればいかがでしょうか、逆に今だからこそ死刑廃止をいう場面と思っているのかもしれません。