素人の書く「ご通知」「通知書」は弁護士が使うフレーズ「落とし前はつけてもらう」「震えて待て」を活用しよう!

弁護士に損害賠償請求やいろいろな慰謝料請求事件等を依頼すれば相手へ「通知文」や「ご通知」なる書面を書いて送付してくれます。もちろん有料です。さすがに弁護士ですから定型とおりの書面を書いてくれます

しかし素人は素人なりに紛争の相手に「ご通知」なる書面を送りつけたいものです、当然、弁護士のように上手く書けません、そして相手に真意が伝わらない。ありきたりの表現では面白くないし、ネットで取った定型文では相手になめられてします。通知書も難しいものです。

あっ!思い出しました!東京弁護士会ご推奨のあのフレーズがありました。

(例)不倫相手に送る通知書

通 知 書

私は、〇〇の妻です。

今般、興信所に調査を依頼したところ、あなたと夫が愛人関係であり不貞行為を行っていることは私が所有している証拠等で明らかです。あなたの行為は妻としての地位を侵害するものです。従って今後、夫との交際を中止するとともに、これまでの不当行為に対し慰謝料〇〇万円の支払を請求致します

落とし前はつけてもらうからね、訴状が来るまで震えて待て!

相手氏名・住所

 

ピリッとした内容になりました。言いたいことがはっきり伝わります。

しかし「落とし前・・」「震えて待て!」と書いたら相手がこれは脅迫だ!脅しだと言ってくる可能性があります。そこで㊟注意書を書き添えて下さい。

(注)「落とし前をつけてもらうからね」「震えて待て」は東京弁護士会の労働問題専門である旬報法律事務所所属の弁護士がSNS上でツイートしたものです。法律の専門家の発言です。この発言に対し、脅しではないか、弁護士として品位を欠く発言ではないかという懲戒請求の申立が数多くありましたが東京弁護士会は懲戒を棄却しました。「落とし前を・・・」「震えて待て!」は法律家並びに市民が広く日常に書面に用いても何ら問題がない、決して脅しや脅迫ではないと東京弁護士会がお墨付きを与えたものです。

以 上

 

 

 

 

(注)このフレーズを利用して通知書を作成し相手から文句が出ても当会に何の責任もございません、ご利用はご自身の判断で行ってください。