第3回 会長杯争奪!懲戒弁護士に出会うのはどこの地域の弁護士会が一番多い!

(処分データ官報は2020年1月~12月の処分件数・参加資格・会員500人以上の弁護士会)

新型コロナ感染拡大で人口が多い東京だから1日1500人になっても仕方ないという方もおられるでしょう。弁護士も同じです。東京だから多くの弁護士がいる、中にはおかしな弁護士もいる。地方でもおかしな弁護士がいる。非行弁護士に会う確率は所属弁護士が多い大都会と所属弁護士が少ない地方とはどう違うか、このデータは弁護士に依頼するときはちょっと頭の隅にいれておいてください
懲戒弁護士に会う確率調査

所属   会員数  処分件数  2020年  2019年  2018年

東京   8650   19件   455に1人   525   347

大阪   4719   16件   294      301   348

第一   5760   10件   576      499   2604

第二   5843   11件   531      622   490

福岡   1367   1件   1367      220   143・2018年V

愛知   2040   4件   510       400人   327

神奈川  1690   2件   845       553人   273

京都   813    5件  162   2019年V・196  157 

埼玉   900    3件  300        220   881 

札幌   814    3件  271

(参考)

福井   116    5件  23

熊本   281    3件  87

山口   176    3件  58

2020年京都弁護士会が連覇達成!!

京都は弁護士162人に1人の割合で懲戒不祥事弁護士に出会います。2019年度は196人に1人の割合でしたが、2020年は大きく数字を伸ばしています。京都の弁護士は依頼者に金貸してくれといいます。裁判勝ったら報酬から引くと言われてもきっぱり断って下さい。返すわけがありません。要注意です。

ビック4ライバル対決は(東弁・一弁・二弁・大阪)は今年も大阪が3年連続V達成。

大阪の弁護士に依頼するとき、とにかく弁護士のいうことを全面的に信用しないこと。任せっぱなしにしない事、たまには裁判所でほんとうに裁判しているか確認すること。事務所の調査、所属の派閥の調査など弁護士のしっかり身元調査をしてから委任しないと大事な自分の財産等を守ることはできません。

2020年特筆すべきは福井弁護士会が5件もの処分者を出し所属弁護士23人に1人の割合で懲戒弁護士に出会います。福井県の依頼者は弁護士選びに注意が必要です。

■ 2020年 弁護士会別 懲戒処分者 官報

東京   19 業務停止12 退会命令2 戒告5

大阪   16 除名1 退会命令1 戒告11 業務停止3

第二東京 11 除名1 戒告8 退会命令1 業務停止1

第一東京 10 退会1 業務停止5 戒告4

京都   5 戒告3 業務停止1退会命令1

福井   5 戒告5

愛知   4 業務停止2 除名1戒告1

山口   3 業務停止2戒告1

埼玉   3 業務停止2 戒告1

熊本   3 戒告3

札幌   3 戒告2 業務停止1

大分   2 戒告1 業務停止1

神奈川  2 戒告2

奈良   2 戒告2

沖縄   2 戒告2

千葉   2 業務停止1 戒告1

長野   1 退会命令1

長崎   1 業務停止1

岡山   1 業務停止1

島根   1 業務停止1

福岡   1 戒告1

富山   1  戒告1

仙台   1 戒告

金沢   1 戒告

佐賀   1 戒告