大阪弁護士会新会長に田中宏氏 「社会の隅々まで法による救済、解決を」

1/16(土) 8:00配信

大阪弁護士会は15日、田中宏氏(64)を新会長に選出したと発表した。任期は4月1日からの1年間。  大阪市内で記者会見した田中氏は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う社会の変化を踏まえ、「さまざまな法的な課題や人権問題が生じており、今こそ社会の隅々にまで法による救済、解決が行き渡るよう努力したい」と抱負を語った。  田中氏は和歌山県出身。1981年に東京大法学部を卒業後、83年に弁護士登録。現在は日本弁護士連合会の常務理事を務めている。  また副会長には、滝口広子▽宮本圭子▽久保井聡明▽松岡伸晃▽村瀬謙一▽安部将規▽中嶋勝規――の7氏が選ばれた。

毎日https://mainichi.jp/articles/20210115/k00/00m/040/291000c

弁護士自治を考える会

大阪弁護士会の会長は7つ派閥から推薦された弁護士が順送りに就任します。派閥で雑巾掛けから始まり若手の面倒を見て派閥の幹事になり副会長になり会長まで上り詰めるのです。大阪弁護士会の会長は日弁連副会長に就任します。今年は7会派の中の一水会の順番のようです。3月末まで会長の川下会長は法曹公正会でした。会長より先輩の弁護士は副会長になれないということのようです。60期の弁護士が副会長になるにはあと20年くらいかかるということです。それまでは派閥のゴルフ大会で先輩弁にナイスショットと声掛けて、宴会で役員にビール注ぎにまわってヨイショのひとつも言わないと可愛がられません。

2020年度の会長は3人の逮捕者を出し16名の処分者を出しながら責任を取って辞任することもありませんでした。せめて会員が3人逮捕されたら会長辞任という規約をつくるべきだと思いますが・・・。

会 長

田中宏弁護士 35期 一水会 きっかわ法律事務所 平成21年度 大弁会副会長

副 会 長

滝口広子弁護士   44期  法曹公正会  北浜法律事務所

宮本圭子弁護士   44期  派閥不明   弁護士法人第一法律事務所 

久保井 聡明 弁護士 46期  一水会    久保井総合法律事務所

松岡 伸晃 弁護士  47期  友新会    大阪国際綜合法律事務所

村瀬謙一弁護士   48期  春秋会    池田第一法律事務所

安部 将規弁護士   50期  五月会で講師を務めた報道あり アイマン総合法律事務所

中嶋 勝規 弁護士  54期  会派不明  アクト大阪法律事務所

 

大阪弁護士会山中理司弁護士のブログ

https://yamanaka-bengoshi.jp/2019/04/20/bengoshikai-kaiha/

大阪弁護士会の7人の副会長は通常,7つの会派から1人ずつ選出されています。
   ただし,法曹同志会出身の副会長がいない年度については,他の会派から2人の副会長が選出されるなどしています。
(2) 大阪弁護士会の副会長の人数は,明治13年の設立当初は2人であり,大正15年度に3人となり,昭和39年度に4人となり,昭和57年度に5人となり(以上につき,大阪弁護士会百年史の資220ないし資236),平成16年度に7人となりました。
3 それぞれの会派ごとの人数
(1) 「弁護士 土谷喜輝のブログ」「会派」(平成27年3月30日付)によれば,それぞれの会派ごとの人数は以下のとおりです。
① 友新会   670名
② 春秋会   647名
③ 一水会   620名
④ 法曹公正会 481名
⑤ 法友倶楽部 455名
⑥ 五月会   449名
⑦ 法曹同志会 295名
(⑧ 無所属  631名)
合計       4248名
(2) 月刊大阪弁護士会2019年8月号7頁ないし16頁に大阪弁護士会の会派のことが説明されていますところ,それによれば,令和元年7月時点の人数は,友新会が692人,一水会が665人,春秋会が664人,法曹公正会が502人,法友倶楽部が486人,五月会が466人,法曹同志会が309人です。

大阪弁護士会長、2020年川下清弁護士、(法曹公正会)今期も派閥順送り