愛媛弁護士会の事務局職員が1900万円横領

愛媛弁護士会の事務局の女性職員が弁護士会の活動費およそ1900万円を横領していたことが関係者への取材で分かりました。 関係者によりますと横領が発覚したのは愛媛弁護士会の事務局で経理を担当する女性職員です。 この女性職員は、去年10月から今年3月にかけて、自身が管理する弁護士会の通帳や印鑑を使って口座から数十回にわたり現金を引き出す手口で、活動費合わせて1900万円を横領したということです。今年3月の決算の際、内部のチェックで不正が発覚。愛媛弁護士会は刑事告訴しましたが、女性職員が事実を認めて全額弁償し、示談したということで、7日までに不起訴処分となっています。また、女性職員は懲戒解雇処分を受けています。愛媛弁護士会は、「同様の事件が起きないよう再発防止に努める」と話しています。

あいテレビ https://news.yahoo.co.jp/articles/4968fb9eff0a35c8053997344df2dd09a8fab1d7

弁護士自治を考える会
愛媛県弁護士会HP
当会事務局職員による横領事件の発生について

2021年9月6日

令和3年3月に、当会事務局職員による当会経費からの約1,900万円の横領行為が発覚しました。本件については、全額被害弁償を受け、刑事処分も不起訴処分となりました。また、当該職員については懲戒解雇処分といたしました。当会では、今後、同様の事件が起きないよう、再発防止に努めてまいります。

弁護士会の職員の不祥事は昨年大阪弁護士会でもありました。

弁護士会職員を逮捕 490万円詐取容疑 大阪地検 2020年8月31日

配信

 私的に購入した物品の領収書を悪用し、大阪弁護士会から現金約490万円をだまし取ったとして、大阪地検特捜部は31日、同弁護士会の職員高田英基容疑者(48)=堺市南区=を詐欺容疑で逮捕した。  地検は認否を明らかにしていない。  逮捕容疑は昨年6月中旬~今年7月上旬ごろ、大阪市内の大阪弁護士会館で3回にわたり、私的に購入した物品などの領収書を、業務に必要な物品などの領収書と装って同弁護士会に提出し、合計約490万円を自分名義の口座に振り込ませた疑い。 

引用 時事 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020083100869&g=soc