ネットの中傷で「活動に危機」 少女支援「コラボ」の仁藤さん提訴 (毎日新聞)
毎日新聞 2022/11/29 20:27(最終更新 11/29 20:28
都内で弁護団とともに記者会見した仁藤さんはSNS(ネット交流サービス)での中傷に加え、女性に食事や居場所を提供するバスが傷付けられ、緊急避難に使うシェルターの場所を特定されたと報告。「生活や(コラボの)活動に関わる危機と感じている」と話した。
弁護団の神原元弁護士は「デマを積み上げて信用を傷つけるサイバーハラスメントで、本質は『女性の権利のために立ち上がった人が気に入らない』という女性差別だ」と批判した。今後、他の投稿についての法的措置も検討しているという。
また、太田啓子弁護士はこれらの動画に対し、高評価をしたり賛同コメントを書き込んだりする人の多さに触れ、「(デマ拡散を)エスカレートさせている側の問題点も指摘していきたい」と話した。【宇多川はるか】