裁判官を寝かせるな!』https://note.com/sheep_lullaby/n/n1d2ec9a61014 桃丸剣士

素人だって裁判はできるという、架空の裁判でどこまで戦えるか、なかなか面白い連載コラムです。

本人訴訟、代理人なしの被告、悔しい思いもいくつか経験しました。当会へにも悔しい思いをした方がメールを頂いています。

① 期日に遅れた準備書面 

法廷で次回期日を決めます。ほぼ1月後、裁判官から準備書面は次回期日の1週間前に出してくださいと言われ、本人訴訟の当事者は約束の期日を守ります。しかし、代理人の弁護士は約束期日を守りません。期日当日に書面を持って来て受理書に判を捺せという弁護士、裁判官もまだ見ていませんのでというしかありません。

裁判官は期日を守れと弁護士に注意もしません。弁護士の言い分は、民事訴訟法にいつまで書面を出せということも書いてない、期日に口頭で弁論しても構わないのじゃ!と言われるに決まっているから裁判官は何も言わない。

約束を守っている素人はアホですか? 

大阪方式  

1週間前の書面提出期限など守らない。前日に相手方、裁判所にFAXする。FAX送ってしばらくして先ほど送った準備書面に訂正箇所があるというFAXを裁判所に送信する。

期日当日の時間直前に、訂正された準備書面を送信する。開廷10分ほど前、裁判官は弁護士から送られた準備書面をみることになるが大きな訂正は無い。句読点を変えた程度、しかし裁判官はしっかり準備書面を見て開廷が遅れる。

当事者は法廷で相手方は訂正された準備書面を受け取るが、まだ見ていないと回答は次の期日にと、、、、

家に帰ってよくみてもどこが訂正されたのか分からない。

このやりとりが毎回続くのだ。書記官に聞いてみたら、大阪はよくあります。とくにベテラン弁護士はと・・・

ペナルテイは無い、相手方が本人訴訟だとこういう手法を取るそうだ。 

準備書面に通し番号を付けない弁護士 

素人が一番困るのが書面の整理、こちらが出した書面と相手からの書面、順番に整理したい。ところが弁護士の中には準備書面の通し番号、【準備書面(1)】をやらない弁護士。となると、原告令和〇年〇月〇日提出の準備書面によればとか書かねばならない。これも弁護士に文句を言うと、民訴法にそのような規定はないと言うのだ。

② 裁判官と相手方弁護士が修習同期のお友達 

この苦情は当会に何件かきた。家事事件が裁判となり1回目、相手方は女性弁護士、裁判官も女性裁判官、冒頭、女性弁護士が裁判官に向かって「〇〇ちゃん久しぶり!!?」

これで素人の本人訴訟の原告は一発で撃沈!

また、若い裁判官が相手方弁護士に向かって『先生!』という、「代理人」でいいではないかと思うが、、、、

③ひな壇代理人

家事事件一発目で法廷に相手方代理人が10人以上ならぶ場合がある。裁判官にプレッシャー与えるためなのか、TVのバラエティ番組のひな壇芸人のようだ。

これは事実ですが、九州の裁判所で、ひな壇弁護士の居並ぶ、ついでみたいな女性弁護士がわざとらしく携帯で話し始め、「ちょっとまってね、今法廷だから!」法廷入る前に電源切っとけよ。わざとらしい。