弁護士が原告被告となった裁判 詳細は担当部にお問い合わせください
東京地裁(刑事)証人威迫 5年刑わ略 13部
被告人 大塚隆治
東京弁護士会 会長 伊井 和彦
当会所属の大塚隆治弁護士が警視庁に証人等威迫罪の容疑で逮捕されたとの報道に接しました。
被疑事実の真偽については、今後の捜査及び裁判の進捗を待つことになりますが、報道された内容が事実であるとすれば弁護士に対する信頼を損なう極めて遺憾な事態です。
当会としては、事実を確認して適正に対処するとともに、今後も弁護士に対する市民の信頼確保のために全力で取り組んでいく所存です。印刷用PDFはこちら(PDF:72KB)
報道 3月3日
特殊詐欺事件の関係者に対し、容疑者の有利になる供述をするよう迫ったとして、警視庁暴力団対策課は3日、証人等威迫の疑いで東京都新宿区新小川町、指定暴力団住吉会幸平一家系組員、佐々木裕平被告(32)=詐欺罪などで公判中=と、東京弁護士会所属の弁護士、大塚隆治容疑者(59)=港区六本木=を逮捕した。 暴対課によると、佐々木容疑者は複数の特殊詐欺事件に指示役格で関与したとして現在公判中。大塚容疑者は令和2年5月から佐々木容疑者の私選弁護人を務めていた。
逮捕容疑は、共謀して令和2年4月9日、大塚容疑者のスマートフォンから、事件関係者として警視庁に聴取されていた20代の女性のスマートフォンへ「調書のサイン絶対まんまとしたでしょ。きっとこれで3件はかわるな」などと書かれた書面を持った佐々木容疑者の画像を送信。同年6月8日、佐々木容疑者が大塚容疑者のスマホを使って女性に電話し、「これ以上聞かれても何も答えないでほしい」などと迫ったとしている。 調べに対し佐々木容疑者は容疑を否認、大塚容疑者は黙秘している。 事務所ホームページなどによると、大塚容疑者は検察官を経て、平成15年に弁護士登録していた。引用 産経 https://www.sankei.com/article/20230303-ETGJ7WXLLVIBXN4EV6XDNH3JLE/