弁護士を戒告処分=奈良
奈良弁護士会は26日、同会所属の馬場裕弁護士(36)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。処分は21日付 初表では、馬場弁護士は2021年7月、成年後見制度に基づく後見等開始の審判を申し立てる手続きの依頼を受けたが、約8か月放置、手続きが進行していると虚偽の説明をしていた。依頼から22年11月に同会へ寄せられた苦情を受け調査、弁護士として品位を失うべき非行にあたると判断した。馬場弁護士は同会の調査に「反省している」と述べたという、山口宣恭会長は「改めて会員に弁護士倫理・弁護士職務基本規程の徹底を求める」とコメントした・
讀賣新聞・9月27日付
弁護士自治を考える会
全国にいくつも弁護士会がありますが、業務停止や退会命令でなく「戒告」の処分で処分の段階で弁護士氏名を出して記者発表するのは奈良弁護士会しかありません。過去に大きな事件があったからです。多額の横領事件でしたが戒告でも公表していればあの弁護士に依頼していなかった。という教訓から、奈良弁護士会は戒告でも実名での記者会見をすることになりました。
馬場裕 ばばひろし 登録番号50888 奈良弁護士会
馬場法律事務所  奈良市角振町28