小山格元弁護士（福岡が顧客から4100万円を詐取か？「横領」「詐欺」などの罪に問われた被告が1715万円分を認める、10月25日RKB

弁護士時代の横領や詐欺などの疑いで起訴されていた

初公判を迎えたのは、福岡県弁護士会に所属していた元弁護士で、現在は会社員の小山格被告（46）です。起訴状などによりますと、小山被告は、弁護士だった3年前から去年にかけて、依頼を受けていた男女2人の顧客から慰謝料などの名目で計4100万円あまりをだまし取ったなどとされています。

顧客から計4100万円をだましとったとされている

小山被告は次の3つの事件について罪に問われています。▽業務上横領罪：2020年4～5月、女性（76）から株式売買代金などとして預かっていた計2440万円を着服したとされる事件、▽詐欺・偽造有印公文書行使の罪：2020年2月に同じ女性から民事訴訟の供託金名目で850万円だまし取ったとされる事件、▽詐欺罪：2022年8月、男性医師（47）に「医師に関する記事の掲載を止めるため」などとうそをつき、慰謝料など865万円をだまし取ったとされる事件（いずれの罪も検察側の主張）

2事件の起訴内容を認める

福岡地裁で26日に開かれた初公判では3つの事件のうち、850万円の詐欺・偽造有印公文書行使事件と865万円の詐欺事件の審理が行われました。小山被告は「間違いありません」と述べ、この2事件の起訴内容を認めました。