管理していた預金を不正引き出しか 弁護士の氏名など公表 岐阜県弁護士会が調査

岐阜県各務原市の男性弁護士が、管理していた預金を不正に引き出していた疑いがあることが分かりました。 弁護士会は被害拡大の恐れなどから処分を前に男性の氏名などを公表しました。 岐阜県弁護士会によりますと、各務原市に事務所のある波多野寿哉弁護士は、2022年に申し立てられた破産手続きと、2020年に申し立てられた相続手続きで、いずれも管理していた預金を不正に引き出していた疑いがあるということです。 岐阜県弁護士会は、被害が拡大する恐れがあることや、不正に引き出したとされる預金が高額とみられることなどから、波多野弁護士の氏名や事務所を公表しました。 懲戒処分の決定を前に会員情報を公表することは初めてとしています。 岐阜県弁護士会は波多野弁護士に対して意見を求めましたが、2024年5月末から連絡がとれない状態で、意見は述べられなかったということです。
引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/cf2613bbbdfb2dffef0a793f8f30e48cd1c9594f
弁護士自治を考える会
事件手続き中に弁護士が無断で引き出して連絡が取れない状態のようです。
波多野寿哉弁護士 登録番号39984 各務原法律事務所
岐阜県各務原市那加住吉町1-27
岐阜でこの種の事件は2件目の事件となりました
岐阜県弁護士会所属の弁護士 業務停止2か月の懲戒処分 3月28日NHK

懲戒処分を受けたのは、岐阜県弁護士会に所属し、岐阜市に事務所がある陶山智洋弁護士(40)です。
県弁護士会によりますと、陶山弁護士は、2021年、刑事事件の弁護を引き受けた依頼人から示談や保釈の手続きに必要な費用として預かった約400万円を、裁判が終わったあとも返還しなかったということです。
弁護士会にはおととし6月までの2年間にわたり、陶山弁護士の依頼人やその家族とみられる人などから「連絡が取れない」といった苦情が20件以上寄せられ、弁護士会側は事情を聞こうと3回にわたって呼び出しましたが、これまで1度も応じていないということです。県弁護士会は一連の行為が弁護士法や弁護士の職務を定めた基本規程に違反するとして、陶山弁護士を業務停止2か月の懲戒処分としました。記者会見した県弁護士会の神谷慎一会長は「多くの市民に多大なご迷惑をおかけしたことは誠に遺憾であり、深くおわび申しあげます」と陳謝しました。