広瀬めぐみ前議員を在宅起訴へ 東京地検特捜部、詐欺罪で詰めの捜査

 広瀬めぐみ前参院議員(58)=自民党離党、議員辞職=が公設第2秘書の給与を国からだまし取った疑いがある事件で、東京地検特捜部は、広瀬氏を詐欺罪で近く在宅起訴する方向で詰めの捜査に入った。関係者への取材で分かった。  秘書給与の不正受給を防ぐため国会議員秘書給与法が改正された2004年以降の立件は、初めてとなる見通し。 関係者によると、広瀬氏は22年12月~23年8月、公設第1秘書の妻を公設第2秘書として届け出たが、公設第2秘書には勤務実態がなく、広瀬氏は計400万円近くの秘書給与を国からだまし取った疑いがある。給与は公設第2秘書の口座に振り込まれたが、この大半を広瀬氏が受け取っていたという。  

広瀬氏の公設第1秘書は、特捜部の任意聴取に「議員の指示で、公設第2秘書として妻の名義を貸した」と供述。広瀬氏も任意聴取で、勤務実態のない秘書の給与を受け取ったと認めたという。  特捜部はこうした経緯や、広瀬氏の議員会館の事務所(東京・永田町)などを7月に家宅捜索した結果をふまえ、広瀬氏を在宅のまま起訴する方向で検討を進めている。  広瀬氏は、この問題が発覚した今年3月には自身のホームページで「(秘書は)平日は主としてリモートワークをするなど勤務実態があった」などと反論していた。  01年に弁護士登録した広瀬氏は、22年7月の参院選(岩手選挙区)で初当選。しかし特捜部の捜索を受けて自民党を離党し、今月15日に議員辞職した。同日に出したコメントでは、公設第2秘書の給与を自身が受け取ったと認め、動機は「事務所の経費捻出のため」と説明。「軽率な行為で議員の職責を全うすることは適切ではない」としていた。

朝日新聞社https://www.asahi.com/articles/ASS8Z0HQMS8ZUTIL00CM.html

弁護士自治を考える会
在宅起訴は残念ですが>広瀬氏を詐欺罪で近く在宅起訴する方向で詰めの捜査に入った。
詐欺罪で起訴され有罪になれば弁護士資格は無くなります。執行猶予が付いてもその間は弁護士はできません。
詐欺罪には罰金刑はありませんから、有罪になれば自動的に資格がなくなります。
現在、懲戒請求が2件綱紀手続中ですが、これも終了となります。
今のうちに、自らが登録取消を出した方が良いのではないでしょうか