宮崎市の50代の弁護士が交通事故の損害賠償金を横領したとして逮捕された事件で、新たに現金3800万円を依頼人に渡さず着服した疑いがあることが分かり、9日、再逮捕されました。
再逮捕されたのは宮崎市の弁護士、兒玉博信容疑者(52)です。
兒玉弁護士は6年前の令和元年6月、交通事故の損害賠償金として保険会社から入金のあった現金3800万円を被害者である宮崎市の男性に速やかに渡さなければならなかったにも関わらず、着服したとして業務上横領の疑いが持たれています。
警察によりますと、弁護士は数か月後になって男性に賠償金を全額渡したものの、その原資には別の被害者に渡すべき賠償金を着服して充てたとみられるということです。
弁護士は調べに対し、「認否を保留します」と話しているということです。
兒玉弁護士は同様の手口で合わせて800万円ほどを横領したとして先月に2度、逮捕されています。
これまでに押収した証拠や寄せられた相談などから、被害者は数十人にのぼるということです。
警察は余罪を含めて詳しく調べています。
NHK宮崎 https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20250309/5060020542.html#:~:text=
余罪が出てきました。自転車操業になっていたようです。事件放置をして依頼者から攻められ着手金を返したが他の依頼者の預り金から流用した。次々と同じことを繰り返していったのではないかと推測します。うまく回っていればいいのですが、敗訴したとかあれば、つまずいてしまいます。
現在の横領金額は4600万円です。
県弁護士会は、兒玉弁護士の処分について懲戒にあたるかを判断する「綱紀委員会」に調査請求を行い、刑事告発についても検討しているということです。 また、県弁護士会は、今月30日まで兒玉弁護士の依頼者からの問い合わせなどに対応するとしています。
引用ps://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/119647