県弁護士会副会長が預かり金着服か 昨年死亡、計1.1億円 新潟
新潟県弁護士会は13日、2024年度の副会長で、任期中に亡くなった二宮淳悟弁護士が依頼人から預かっていた約1億1000万円が使途不明になっていると発表した。
「競馬や競輪に使った」などと記載した文書が見つかっており、生前に着服していたとみられる。弁済に必要な相続財産は見当たらないという。 同会によると、二宮氏は24年11月25日に死亡。その後、業務で使っていたパソコン内から「ギャンブル依存症だった。弁護士のお金も競馬や競輪に使ってしまっていた」などと記した文書が見つかった。調査の結果、22年12月~24年11月、依頼者の個人と法人計5者から預かった約1億1000万円を個人口座に送金するなどしていた。 同会の今井慶貴会長は記者会見で「弁護士の職務に対する社会的信頼を大きく損なうものであり、極めて遺憾だ。市民の信頼確保のために全力で取り組む」と述べた。
弁護士自治を考える会
自由法曹団の有名な弁護士でしたが、博打で依頼者の預り金を横領した、
新潟県弁護士会、2024年度の会長に中村崇氏を選出
新潟県弁護士会は2月22日までに、2024年度の会長に中村崇氏を選んだ。副会長には二宮淳悟氏、五十嵐亮氏、平山勝也氏、佐々木智之氏が就く。任期は4月1日から1年間。
登録取消情報
2024年11月25日 二宮淳梧弁護士 登録番号42541 新潟県 死亡
自由法曹団 新潟合同法律事務所
二宮 淳悟 | 緊急事態条項虎の巻シリーズ(1) ~不要の巻「いらんわ、それ。」~ |