弁護過誤裁判・本人訴訟・被告は宮本孝一弁護士【第一東京】
3月19日東京地裁、尋問・結審2005年から現在まで7回の懲戒処分を受けた宮本孝一弁護士に対して元依頼人が弁護過誤による
損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こしてしましたが結審しました
4月26日東京地裁 判決それでは原告さんの手記が届きましたのでご紹介します
 
訴訟に至った経過
原告の男性は、昨年1月に病死した亡父が抱えた負債の連帯保証人となっていたため、'08年5月に債権者から民事訴訟を起こされた。その訴訟で代理人となった宮本弁護士は同年8月、男性に無断で相手方と訴訟上の和解を締結。それが、男性に支払いの義務があるとした和解であったことから、給料を差し押さえられるなどの金銭的損害をこうむった。この事案のほか、行政書士グループに対する告訴などの複数の委任業務を放置した、
 
私の裁判尋問日記
3月19日(月)。またしても有給休暇の消化。
12時2分、630円も支払い、海老名からの電車に乗り込む。
「東京地裁」到着も、開廷まで、あと2時間。
東京地裁では午前中には、小沢一郎の裁判があったようで、いまだに腕章をつけた人が走り回っている。参考のため、他人様の尋問の様子を傍聴しようとしたが、当該法廷では、午後の部は一気に片付け、最後まで、ひと休みらしい。仕方なく、別の階の法廷をのぞかせてもらう。物腰は柔らかいが、上から目線の若い弁護士に被告がやりこめられている。「あ~、それを認めちゃったら、ダメでしょうが…。」
被告側の、これまた若い弁護士からの反対尋問もなし。テレピドラマとは違って、逆転ホームランは、ぶちがしましてくれないらしい。「次回判決」との締めの一声で、お開き。
 
15分前に6階に向かったが、待合室には、誰もいない…。
刺されるのかもしれないと、不安なひととき。
10分前に懐かしい顔が見え、ホッと一安心。会場OPEN
T夫妻、ジャ―ナリストの津田氏、おっ、ジモン似(失礼!)の顔は、ネットで見たことがあるぞ。
(ワンクリ詐欺の大木一幸弁護士を追及した藤田行政書士)
書類に3つほどサインをさせられるが、手が震えることもない。
1、2、3…と数えると、傍聴人は、総勢12名。(うち6名は司法修習生だったらしい…)
初回が、2人+赤ん坊だったことを思うと、「鬼に金棒」といった感じだ。
書類に3つほどサインをさせられるが、手が震えることもない。
宮本孝一被告とともに、うり二つの顔をした弁護士が登場。
顔を紅潮させ、傍聴席のAさんを見ないようにしてるのか、斜に構えている。
宮本被告は今にも泣き出しそうな表情で、「ボク、3才…」といった雰囲気を醸し出している。
裁判官様登場。
期日の変更について、かぁ~るく謝罪をいただき、まずは、裁判官様からの尋問。
(前回裁判官はインフルエンザでドタキャン)
ありゃ、書類とかを見ちゃいけないのか?
次に相手側代理人弁護士からの上から目線の尋問。
被告側には書証もないくせに、こちらの揚げ足取りばかりの、素人をナメた態度で、はらわたが煮えくり返るが、ある面、被告もこのくらいの仕事をしてくれればよかったのにと思うほどの頼もしさである。
そもそも、諸悪の根源は奴の方で、こちらが責められるいわれはないと思うが、口を挟もうとすると、制止され、押し込まれる。相手の挑発にまんまと乗って、熱くなり、真っ白になってしまった…。
油断大敵、これが、素人の本人訴訟の怖さだと身に染みたが、もう遅い。
次に、茶番劇の相手弁護士から宮本被告への尋問。
得意の「不徳」と、「今思えば、あ~すれば…」作戦らしい。
予定時間をかなり超過し、ようやく、こちらからの尋問タイム。
素人相手となると、先ほどまでの半ベソとは、うって変わり、生意気にも綱紀委員会様の議決書(注)に対しても、強気な虚言。ナベツネ並の問題のすり替えに惑わされ、「業務放置」追及の詰めは甘かったが、この期に及んで、和解などありえない。
あとは、公明正大なる裁判官様にお任せするしかない。
判決日も、小沢一郎と同じ4月26日。 
一人なら、投げ出してしまったかもしれない闘いも、ようやくゴールが見えました。
見ず知らずの人間に対し、無償の応援をいただいたことに感謝します。
                                  3月20日 原告
 
ご苦労さまでした、ほんとにご苦労さまでした
ゆっくりお休みください
(注)この原告が懲戒請求者となり宮本孝一弁護士に対して所属の第一東京弁護士会に懲戒請求を申し立てしましたこの度、第一東京弁護士会が懲戒相当と議決しました。7回目の懲戒処分が結定しました
 
絶対に勝てる裁判ではありますが、本人訴訟であり相手は弁護士です
法廷戦術はさすがに弁護士、代理人もつけてと言いたいところですが、情けない言い訳だけで終わったという感じでした。原告は北海道の方です。毎回有給休暇を利用して飛行機で東京に行き安宿かネットカフェで寝泊まりして裁判に出ました。私はなぜ北海道に移管しなかったのか、東京に出てくるだけでも損害賠償の金額になるのではないか裁判所が出す和解勧告も考えたらどうだと言ったことがあります。原告の彼は絶対に和解はしません。宮本被告のいる東京で裁判することに意味があるのです。意地です、父親の弔い合戦ですとのこと本来、業務委任した宮本孝一弁護士が怠慢な行為をしなければ、こんなことはすることはなかった
宮本弁護士に委任した時に着手金や報酬を取られ事件放置。怠慢な行為を7してまた裁判費用がかかって、原告は二重三重の苦しみでした
ほんとうにご苦労さまでした。きっと神様はこの裁判を見ていますので
4月26日にはお父様にいい報告ができると思います
(当日、傍聴に行っていただきましたジャーナリストの津田さん、藤田行政書士さん、Tご夫妻ありがとうございました。私からもお礼をいいます)
 
それではみなさん4月26日です。
小沢裁判でマスコミの取材はないかもしれませんが、最後まで原告の支援をお願い致します。素人の本人訴訟で弁護士相手に裁判してたぶん勝訴判決、支払い命令が出ることはめったにありませんほんとうに頑張りました。