ついに詐欺容疑で逮捕者を出した大阪弁護士会
大阪弁護士会の田中英一弁護士が依頼者を騙して6000万円を詐取したという
詐欺容疑で逮捕されました。
弁護士が依頼人のお金を盗って自分の借金返済に使って逮捕されることは毎年のようにありました。それでも逮捕容疑は業務上横領でした。昨年からの逮捕者でも釧路、愛知、大阪、広島、福岡は業務上横領での逮捕容疑でした。
ところが福岡県弁護士会の高橋浩文弁護士の数億円の依頼者のお金を使い込んだ事件から逮捕容疑は詐欺になりました。先日も福岡で島内正人弁護士の使い込みも逮捕容疑は詐欺でした。
弁護士が詐欺師になったのか詐欺師が弁護士になったのか分かりませんが、
大阪弁護士会もついに詐欺師弁護士を出したということです、
業務上横領と詐欺ではずいぶん違います。
最初から騙してやろうとする意志があるのが詐欺ではないでしょうか、弁護士の中にはそういう騙して客の金を盗ってしまう奴がいるということです。しかも高橋浩文も島内正人も田中英一も同じように借金の返済に使ったと言っています。田中英一は数億円の借金があったといいます。福岡の島内正人は弁護士会の役員や綱紀委員をしていたから仕事ができなかったと言い訳をしています。
このような弁護士の共通点は何でしょうか。
業務上横領や詐欺で逮捕されたやはり一人か二人の法律事務所の代表弁護士です。(田中英一は3人所属の代表弁護士)
過去の業務上横領の逮捕者を見ても全員がひとり二人の法律事務所です
また弁護士会の役員が多くいます。釧路、和歌山、福岡は弁護士会の会長でした。田中英一も大阪弁護士会の役員をしています。(福岡は九弁連理事長)
情けない話ですが弁護士会の役員が多いのです。役員になったから仕事ができない
から客の金に手を付けた。役員になり仕事があるが忙しくて着手できないから事件放置して着手金詐欺になって穴埋めして自転車操業になってしまった。
身内の借金の保証人になり客の金に手を付けた(和歌山弁護士会長)
などなど。。
もうひとつの共通点は60歳前後の弁護士
(年齢は逮捕された時)
田中英一 64歳 島内正人 66歳 渡辺和也 62歳
楠見宗弘 67歳 塚田渥 68歳 大山良平 65歳 谷口玲爾 64歳
私の独断ですが、上記の逮捕された弁護士は
バブルを乗り越えられなかった弁護士。
バブル時代に借金を作った弁護士、
黙っていても客が大金持って事件を依頼しに来た時代の弁護士ではないでしょうか、
どんぶり勘定で依頼者のお金やら事務所の家賃やら事務員の給料までひとつの通帳しかない事務所もあるようです。
今の時代についていけない弁護士かもしれません
(若い弁護士では廣嶋聡35歳 家木祥文 44歳 高橋浩文 51歳)
弁護士の詐欺容疑での逮捕は3人となりました
私たちは事件から学ばなければなりません
① 弁護士会の役員弁護士には気をつけろ!
② ひとりふたりの法律事務所は気をつけろ!
③ 60歳代の代表弁護士は気をつけろ!
④ 借金がある弁護士は気をつけろ (後日借金のあるナシ見破り方研究)
(2012年11月16日11時59分 読売新聞)
大阪府警天満署は15日、大阪弁護士会所属の弁護士田中英一容疑者(64)
(大阪市西区)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
「預かった金を使ったのは間違いないが、だますような話はしていない」と否認している。 発表では、田中容疑者は2005年12月~06年2月、整理回収機構への弁済に充てると偽り、会社役員男性(65)から6000万円の小切手をだまし取った疑い。同署によると、田中容疑者はだまし取った金を数億円の借金の返済に充て、すでに約3000万円は男性に返しているという。
(2012年11月16日11時59分 読売新聞)