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過払い金、困窮した「整理屋」が持ち逃げ? 債務者に戻らず トラブル急増の恐れ

借金返済時に払い過ぎた利息「過払い金」の返還をめぐり、債務者本人に返還金が戻らないケースが相次いでいる。弁護士に多重債務者を紹介して仲介料を稼ぐ「整理屋」が持ち逃げしている可能性が浮上。過払い金返還請求が下火となり、困窮する整理屋が続出していることが背景にあるという。(市岡豊大)

消えた返還金…

 「処理をすべて任せていた事務員が突然いなくなってしまいまして…」 千葉県船橋市の60代男性は電話口の弁護士の言葉を聞いて色を失った。 入院生活が長引き治療費に苦慮した男性は昨年7月、東京都内の消費者金融会社に借り入れを相談した際、過去に借金歴があったことから「過払い金が戻る可能性がある」と都内の弁護士を紹介された。 男性は事務所の電話に出た「サイトウ」と名乗る事務員に手続きを依頼。数カ月後、サイトウから「返還可能」と連絡があった。
 しかし突然、昨年11月になって、弁護士からサイトウがいなくなったと冒頭の電話があった。男性が調べると、消費者金融3社から既に弁護士事務所に計61万円が返還されていた。その後弁護士とも連絡が取れなくなり、男性は詳細を確認することができていない。
(記事の一部です)
サンケイが過払い請求と弁護士の非弁提携の問題について記事を書いてくれました。私の書庫の『今週の事情通』にもこの件について詳しく書いています。(ファンのみ公開記事です)
【今の弁護士業界の闇と病みということです】
『あなたに過払い金が戻る可能性がある』
突然元債務者、過去のサラ金利用者に電話があります。誰からでしょうか?多くはNPOという団体からです。そして弁護士を紹介されます。これが非弁提携の手口です。
どこから情報が漏れたのか、それはサラ金会社や金融会社を辞めた人間が名簿を持ち出しします。それを過払い請求を専門にするNPOに渡すか自分がNPOを主宰するのです。
そんなNPOが電話をして過払いの満額を依頼者に返すと思いますか?
事務費だけで正当な報酬だけでサラ金会社に交渉をすると思いますか?
そして電話をもらった人がどこまで過払い金について知っているでしょうか、突然電話をもらっていくらでもいいわ。3等くらいの宝くじにあたったようなもんだと思ってNPOに全面的に任せてしまうのです。
名簿を持ちだして債務者に電話をするのはまだマシな方です。なかには勝手に依頼されたと過払い請求をするものいます。
それでは過払い請求を受けたサラ金会社の対応はどうでしょうか
自社のPCに債務者の履歴があれば応じます。ややこしそうなNPOであろうと実際にはない法律事務所であろうと弁護士の名前があれば請求に応じます。自社のPCにあればいつかは返済をしないといけないのですから、過払いを早く処理したい会社は応じます。本人確認はしません。それは弁護士の仕事です。またサラ金会社の多くは大手銀行の傘下に入ってすからもめ事を起すよりも事なかれ主義で請求があれな過払いを払うのです。またこういうNPOは早く事件処理をしたいので満額ではなく減額に応じるので双方とも旨味があります。
さて、困窮をした整理屋が持ち逃げをしたとサンケイの記事にありますが私の見解は違います。
というのは持ち逃げをした法律事務所とはいったいどこのことをサンケイはいっているのでしょうか。今持ち逃げ事件があるのは東弁と一弁の2つの事務所です。東京の弁護士なら誰でも知っています。2つともR法律事務所といいます。
非弁提携とはどういうことでしょうか。
NPOとの提携ですが主導権はどちらでしょうか。
主導権つまり雇っているのはNPOです。弁護士は名義を月50万円程度
で渡しているのです。どのような弁護士でしょうか!
食えない弁護士・無能弁護士・借金漬けの弁護士・高齢の弁護士です。
これらの弁護士を見つけてきて名義を借りて過払い請求をするのです。
弁護士よりNPOの人間の方が能力があります。
1つの部屋に2つ3つの法律事務所。それを実質支配している事務長
その事務長が持ち逃げをしたのです。
東弁のR事務所は事務長が持ち逃げし弁護士まで行方不明になっています。もうひとつの事務所は事務長が持ち逃げして警察に被害届を出しに
行っても事務長は誰なのか。いくら持って逃げたのかも分からないため被害届は受理されないどころか、弁護士の非弁提携を疑われて帰ってきたそうです。
困窮した整理屋とサンケイは書いていますが実際は、この弁護士はもう使えないと愛想がつきて逃げたのではないかと思っています。懲戒処分を何度も受けたり、弁護士から金の無心が多い、またほんとうに無能だったからNPOもこの弁護士は使えないと逃げた。ついでに金もって逃げた!
誰が一番悪いのか!
過払い請求や債務整理の事件放置と過払い金の着服は弁護士会と日弁連責任です。無能・借金まみれ・高齢の弁護士を救済するため知っていても目をつぶり、救済をしてきたのです。甘い処分とはまだ弁護士を続けていいということです。NPOは反社会勢力とのつながりも噂されていますが弁護士会は仲間の困窮の救済のために目をつぶっているのです。
たまに退会命令が出ますが、それは先生もう十分に稼いだでしょう。そろそろ金もたまったことだから引退しましょうと言う時期まで処分は出しません。反社会団体とのつながりがあろうとも無能弁護士を救済してくれるNPOさんには足を向けて寝れないということです。
特に東弁綱紀、一弁綱紀委員会の甘い処分、仲間を庇う処分が被害を拡大させてきたのです。
次ぎ記事、
『弁護士の非弁提携・過払い請求金の着服はなくなるか』