祝！秋の綬章・日弁連関係4名「旭日中綬章」なるほど逮捕者が出ても会長を辞めない理由か？

秋の受勲が発表されました。

藪野恒明弁護士　藪野・藤田法律事務所　大阪市中央区北浜2-5-23 小寺プラザ7階

会長就任中、会員2名の逮捕者を出しながら弁護士会長、日弁連副会長を辞することなく任期満了まで務めた。

辞めないわけだ！

当会は平成24年11月15日、当会会員に対し業務上横領（刑法第253条）に該当する行為を行ったことが「品位を失うべき非行」（弁護士法第56条第1項）であるとして懲戒請求しました。
当会は何よりも弁護士が市民に信頼される存在でありことを目指し所属する弁護士に対して自覚ある行動を求めており、犯罪行為に及ぶことは言語道断です。一部会員の行為によって弁護士全体あるいは弁護士会の信頼が害されることは、大変残念なことです。ことに先に当会が懲戒請求した事案と同様、成年後見人の職務にある弁護士による成年被後見人の金銭の横領事案であって、短期間に同種事案が重なり誠に遺憾と言わざるを得ません。
当会としては今後倫理意識を一層高め会員一人一人にさらなる自覚を求めます。さらに市民窓口制度の活用などにより『品位を失うべき非行』の徴候を痩躯に摘掴む方策を検討し、不祥事発生を未然に帽子するとともに、発生した非行については断固たる措置に務める所存です。また会員サポ―ト窓口制度の充実など未然防止のため会員の支援策を検討しこれらを直ちに実施してまいります。
2012年（平成24年）12月17日
大阪弁護士会　　　　会長　藪野　恒明

2012年11月15日

大阪の弁護士が1300万円横領か　被後見人の不動産売却

大阪弁護士会は18日までに、成年後見人を務める大阪市内の60代の女性の不動産を売却し、約1300万円を横領したとして、同会所属の小幡一樹弁護士（44）を同会綱紀委員会に懲戒請求したと発表した。11月15日付。大阪家裁が13日、業務上横領容疑で同地検に小幡弁護士を刑事告発したという。

本日、当会会員が、詐欺の疑いにより逮捕されたとの情報に接しました。同会会員の被疑事実の真偽については、今後の捜査及び裁判の結果を待たなければなりませんが依頼者から6000万円の小切手をだまし取ったと報道されている事実が事実であるとしますと弁護士に対する社会的信用を傷つける極めて悪質な行為であり容認できないものです。
当会は弁護士が市民に信頼される存在であることを目指しており所属する弁護士に対しても自覚ある行動を求めております、一部会員の行為によって弁護士全体あるいは弁護士会の信頼が害されることは大変に残念ことであります。当会としては今後倫理意識を一層高め会員一人一人にさらなる自覚を求めるべき努力を重ねる所存です。加えて原因の究明に務め市民窓口制度及び会員サポ―ト窓口相談制度の充実など再発防止のため当会としてとりうる対策を検討し直ちに実施してまいります
2012年（平成24年）11月15日　　　大阪弁護士会　会長　　藪野恒明

弁護士が６千万円詐取容疑　大阪、債務整理の依頼者から
2012年11月15日
　依頼人から額面６千万円の小切手をだまし取ったとして、大阪府警天満署は１５日、詐欺の疑いで大阪弁護士会所属の弁護士田中英一容疑者（６４）＝大阪市西区江戸堀＝を逮捕した。
　天満署によると、「自分の口座に入れたのは事実だが、後で返済するつもりだった」と否認している。
　逮捕容疑は２００５～０６年、貸しビル業を営む男性から債務整理を依頼され、男性が自宅売却で得た６千万円について「整理回収機構（ＲＣＣ）との間で話がついたので、返済に充てておく」などとうそを言い、男性が振り出した小切手１枚をだまし取った疑い。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/334376