元弁護士詐欺:原告の請求棄却
弁護士会への損害賠償訴訟で地裁
奈良弁護士会の元弁護士による詐欺事件で、被害拡大を防げなかったのは適切な指導監督を怠ったためとして、奈良市の石材会社と被害者3人が
、奈良弁護士会と日本弁護士連合会を相手に約5800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、奈良地裁であった。坂倉充信裁判長は「弁護士会は、所属弁護士の受任した事件の処理に関して個別具体的に指導監督することは許されないと解するのが相当」として原告の請求を棄却した
毎日新聞の奈良版
元奈良弁護士会副会長の河辺幸雄弁護士
http://homepage3.nifty.com/k-896g/newpage5-1-40.html
河辺幸雄元弁護士事件
提訴の時のニュース 2002年6月
弁護士詐欺事件>被害者本人が日弁連提訴へ 奈良(毎日新聞)
奈良弁護士会の元弁護士、河辺幸雄被告(52)=詐欺、業務上横領罪で公判中=による現金詐取事件で「被害者の会」(宮本動師(どうし)会長)は22日、「被告の詐欺行為を知りながら防止策を取らず、被害拡大を招いた」として同弁護士会などを相手に起こす損害賠償請求訴訟を、被害者が弁護士なしで審理に臨む本人訴訟とする方針を決めた。大阪や京都の弁護士に代理人を依頼したが断られたため。被告には上部団体の日弁連も加える予定。
奈良市内でこの日あった会の集会で決めた。大阪府内の司法書士の有志12人から支援の申し出があり、訴訟手続きや法廷戦術などで協力してもらう。集会に出席した司法書士(36)は「弁護士会の監督責任などを追及する手助けをしたい」と話している。
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2002/0623.html