詐欺容疑で元弁護士を逮捕 武富士元会長宅の売却話で

 

武富士元会長宅詐欺 元弁護士を逮捕 1億5千万円詐取容疑 

 消費者金融大手「武富士」(東京都新宿区)の武井保雄元会長(故人)が居住していた
土地・建物について、架空の売却話で不動産大手「三菱地所」(千代田区)から約1億5千万円を詐取したとして、警視庁捜査2課は30日、
詐欺などの疑いで、
元弁護士の佐竹修三容疑者(57)を逮捕した。ほかに逮捕状を取っている3人についても容疑が固まり次第、逮捕する方針。
 同課の調べによると、佐竹容疑者らは平成19年、三菱地所側に対し、この土地と建物の偽の売却話を持ちかけて約24億円で売買する契約
を締結、
手付金などとして約1億5千万円をだまし取った疑いが持たれている。 舞台となったのは杉並区高井戸西の約4800平方メート
現在は武富士のファミリー企業「大央」(杉並区)が所有している。佐竹容疑者らは三菱地所側との交渉の際、「(大央から)売買に関する
一切の代理権を授与されている」と主張。委任状や大央の取締役会議事録、不動産売買契約書などを提示したという。
 大央から土地と建物の権利が譲渡されなかったため、三菱地所側が19年3月、東京地裁に不動産譲渡を禁止する仮処分を申請。
一方、武富士は佐竹容疑者らに代理権を授与した事実はなく信用を傷つけられたとして、三菱地所を相手取り同地裁に損害賠償請求訴訟を起こした。
この訴訟の中で、佐竹容疑者らが示した書類は押印された会社の印鑑が実際とは異なっていたり、退任した監査役の名前が記されていたことが判明。
佐竹容疑者側が交渉の際に示した取締役会の議事録などは、すべて偽造された可能性が高いことが明らかになった。
佐竹容疑者は18年10月、捜査当局から家宅捜索を受けた依頼者に「解決には金が必要」とうそを言って約3600万円を着服していたことも
判明しており、
東京弁護士会が9月29日付で除名処分としていた 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091130-00000055-jij-soci

除名の処分の公告 官報 
  懲戒処分の公告
1.懲戒の処分をした弁護士会   東京弁護士会
2.懲戒を受けた弁護士氏名    佐竹 修三   登録番号18927
事務所東京都千代田区神田司町2`16`
ハピネス法律事務所
3.懲戒の処分の内容      除名
4.懲戒の処分が効力を生じた年月日    平成21年9月29日
平成21 年10 月8日    日本弁護士連合会
同じく9月29日の自己破産の官報
平成21年9月29日付 官報 佐竹弁護士の破産の公告

 

平成20年(フ)第19456号
住民票上の住所      東京都葛飾区金町3丁目
債務者           佐竹修三
1 決定年月日時平成21年9月10日午後5時
2 主文債務者について破産手続を開始する。
3 破産管財人   弁護士  吉岡桂輔
4 破産債権の届出期間平成21年10月15日まで
5 財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・
計算報告の期日平成22年1月13日午前11時
         東京地方裁判所民事第20部

 

なお佐竹修三弁護士には過去2回の懲戒処分があります
佐竹修三登録番号 18927
所属弁護士会 東京
法律事務所名称 ハピネス法律事務所
懲戒年度 2009年4月
懲戒処分 業務停止10月
懲戒年度 2007年10月
懲戒処分 業務停止10月
両方とも事件放置などです

 

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