相続めぐり代理人弁護士に賠償命令 岡山地裁判決
 遺産相続の際、特別代理人が義務を果たさなかったため不相当な分配になったとして、当時未成年だった県内の男性が、特別代理人を務めた弁護士(岡山弁護士会所属)に
約3190万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、岡山地裁であり、次田和明裁判官は「遺産を調査する義務を尽くさなかった」として、弁護士に約990万円の支払いを命じた。
 被告の代理人は「詳しい内容を見ていないのでコメントできない」としている。 判決理由で次田裁判官は「不動産登記簿、固定資産評価証明書などを調査していれば、
土地売買代金が存在することを把握できた可能性がある」と指摘。賠償額については「その後、不利益を是正する取り計らいがあり、実質上修正されている」
などと判断した 

 

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未成年の子供の相続のためについた特別代理人のミス
3190万円の損害賠償を求めたが約990万円は認められた
弁護士のミスを認めたというもの