ストーカー容疑の弁護士、嫌疑不十分で不起訴 松山地検
 松山地検は9日までに、女性に付きまとうなどしたとしてストーカー規制法違反容疑で書類送検されていた愛媛弁護士会所属の弁護士(42)=松山市=を嫌疑不十分で不起訴にした。処分は8日付。
 地検は処分理由を「メールを送ったり偶然会ったりした事実はあるが内容や交際の状況などを考慮するとストーカー行為とは認定できないとしている。
 地検によると、弁護士は2009年1~3月、以前に交際していた女性(30)に十数回メールを送り、松山市の路上で付きまとったなどとして、10年5月に書類送検された。
 女性が09年6月に県警に告訴したが、弁護士は「ストーカー行為ではない」と否認していた。
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