県警幹部の戸籍、不正取得の疑い 元弁護士ら逮捕 愛知

 指定暴力団山口組弘道会などの捜査を担当する愛知県警の幹部らの戸籍謄本が不正に取得された事件で、県警は11日、東京都内の司法書士事務所経営者や元弁護士ら5人を偽造有印私文書行使と戸籍法違反などの疑いで逮捕し、発表した。
 逮捕されたのは司法書士事務所「プライム総合法務事務所」代表の奈須賢二(51)=東京都中野区=、元弁護士長谷川豊司(48)=世田谷区=、司法書士佐藤隆(50)=練馬区=、探偵会社「ガルエージェンシー東名横浜」代表の粟野貞和(62)=横浜市青葉区=ら5容疑者。佐藤容疑者は「申請書類が偽物とは知らなかった」と否認、他の4人は認めているという。
 県警によると、逮捕容疑は、昨年3~7月、捜査幹部や別の警察官、その家族ら計7人の戸籍や住民票を不正に得たというもの。司法書士事務所は探偵会社から不正取得を請け負っていた。県警は、事務所が佐藤容疑者の名で手に入れた司法書士会指定の申請書類をもとに約2万枚の申請書類を偽造し、2008年11月から約1万件の不正取得にかかわったとみている。
逮捕された元弁護士の名前が発表れされました。
長谷川先生はなんの役目をしていたんでしょうかね?
やはりこの方でした
護士氏名: 長谷川豊司
登録番号
24790
所属弁護士会
東京
法律事務所名
フイット税務法律事務所
懲戒種別
業務停止2
懲戒年度
20081
処分理由の要旨
国選接見行かず。公判無断欠席。証人に連絡忘れ欠席
 
弁護士氏名: 長谷川豊司
登録番号
24790
所属弁護士会
東京
法律事務所名
東京アシスト法律事務所
懲戒種別
除名
懲戒年度
20087
処分理由の要旨
会費滞納 事件放置多数ついに除名
 
 懲戒センターでは上記2件の処分の要旨はPDFにしていましたが年間まとめて出しており1件でも
処分取消しがある場合は全PDFを消しています。私の書庫の弁護士に関する記事で弁護士氏名を
検索してください
自由と正義 2008年7月号の記事から
「除名」になった長谷川弁護士の懲戒処分要旨
  
懲戒処分の公告
懲戒を受けた弁護士氏名  長谷川豊司 登録番号24790
東京弁護士会所属
事務所 東京都千代田区西神田
東京アシスト法律事務所
懲戒の種別  除名
処分の理由の詳細を簡単に説明してます
 
① 長谷川弁護士は弁護士会会費42万5千円 
日弁連会費32万2千円 日弁連特別会費13万1100円を滞納。
また新会館臨時会費130万円も滞納した
 
② 2005年8月29日ある依頼者から破産手続き開始申立事件を
受けた。9月28日に法律扶助協会から援助された着手金14万3千円を
受け取ったが債権者(金を貸した人)に私が破産手続きをしますよと
手紙を送っただけで2年間なにもしなかった。
この依頼者は長谷川弁護士に私の破産はどうなりましたか聞いたところ
長谷川弁護士は「2006年9月6日東京地裁で免責審尋がある」
とウソをついた
(注)法律扶助センター 裁判費用。弁護士費用などを立替てくれる
免責審尋・・借金棒引きにするかしないか審査する
 
③長谷川弁護士は2006年1月23日法律相談センターで相談を受け
隣接するマンションの建築差し止めの仮処分申立の依頼を受けた
着手金を49万円を貰ったが、何もしなかった
法律相談センターで事件を受けるには事件受任審査をセンターから受けて
からでないと仕事をしてはいけないのに審査を受けずに仕事を請けた
また、相談センターで仕事を請けた場合は場所代などいくらか金を納めなければならないのに金を納めなかった
 
④長谷川弁護士は2004年に刑事事件の国選弁護人になった
しかし一度も被告人に面会に行かずに第1回公判に出た
被告人が被害者の方に謝罪の手紙を書いたが長谷川弁護士は謝罪文を
を失くしてしまった。
 
⑤長谷川弁護士は刑事事件の控訴審の国選弁護人になった
控訴趣意書(なんで控訴したかの書面)の提出期限が
2005年9月27日であるのに9月22日に初めて面会に行った
控訴趣意書ができたらコピーして渡すと約束したが渡さなかった
それどころか裁判所に控訴趣意書が提出されなかったので
この被告人の事件は控訴棄却になった(控訴審の裁判ができなかった)
 
⑥長谷川弁護士は2005年7月に刑事事件の国選弁護人になった
12月にこの事件の判決が言い渡された。
しかしこの時
この被告のお父さんの身体の具合が悪いのでお父さんに
会いに行けるよう
拘留執行停止の申立をしてあげると被告人に約束した
 
しかし長谷川弁護士は拘留停止の申立をしなかった
2006年1月この被告人のお父さんは亡くなった
被告人は拘留停止はお父さんが亡くなったのでもう申立はしなくて
いいですよと長谷川弁護士に電報を打った
元々長谷川弁護士は何もしていないので被告人へまったく
応答しなかった
 
⑦長谷川弁護士は2005年7月刑事事件の国選弁護人になった
2006年1月判決の日、無断で欠席した
 
⑧長谷川弁護士は刑事弁護委員会からあなたは国選弁護人として
ふさわしくないのでないか、調査したいので2006年5月18日
と10月4日に委員会に出てきてくれませんかという要請に
理由もなく行かなかった
 
⑨長谷川弁護士はある依頼者から損害賠償請求事件を受けた
しかし裁判がどのように進んでいるとかの報告もしないし
裁判所から書面や証人などを出して欲しいと何回も催促されたのに
なにもしなかった
弁論期日にも理由もなく無断欠席した
以上9件の非行により除名処分