弁護士に6389万円支払い命令 工事請負契約解除訴訟で岡山地裁判決

 発注者の都合で建物新築工事が予定より遅れたにもかかわらず、債務不履行を理由に工事請負契約を解除されたとして、住宅メーカー「パナホーム」(大阪府豊中市)が、岡山弁護士会所属の黒瀬文平弁護士(70)に請負代金約6559万円の支払いを求めた訴訟の判決で、岡山地裁は23日、同社の主張をほぼ認め、黒瀬弁護士に約6389万円の支払いを命じた。
 黒瀬弁護士は容疑者国選弁護制度をめぐり、接見回数を水増しし報酬を詐取したなどとして詐欺罪に問われ、2011年の一、二審で有罪判決を受け、上告中。
 判決理由で細野高広裁判官は、黒瀬弁護士が着工後に設計変更を求めたことが遅れの原因とし、「(変更が難しい場合、メーカーが)工期内に完成させる義務は負わない。債務不履行を理由とする契約解除は無効」とした。
 判決では、パナホームは06年、黒瀬弁護士が所有する岡山市内の土地に3階建ての新築契約を締結。07年9月の工期内に工事は終わらず、未完成となっている。

福岡では依頼人のお金を着服し、岡山では家の代金を払わないということで支払い命令です。
もうアカン。この業界は解散しましょう
黒瀬文平弁護士と言えば国選弁護料をゴマカシたという先生しかも元検事です
そんなことまでするのですから、おカネに細かいにかもパナホームさんもお気の毒ですな~
ホンマに、金はごまかすわ
ごちゃごちゃ文句いうて払う金は払わんわ。
弁護士ってみなさん。こんなん多いんですわ。
注意しましょう。
黒瀬弁護士のご活躍

 

国選報酬詐取、弁護士に有罪=接見回数を水増し-岡山地裁
 容疑者国選弁護制度をめぐり、接見回数を水増しして弁護報酬を過大に受け取ったとして、詐欺罪に問われた岡山弁護士会所属の弁護士、黒瀬文平被告(69)=業務停止中=の判決公判が21日午前、岡山地裁であり、田尻克巳裁判長は
懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
 弁護側は「報酬が接見回数に応じて決まるとの認識がなく、故意ではない」
などとして、無罪を主張していた。

2007年3月から2008年5月までの間、国選弁護人となった7件
接見回数をごまかして不正請求し報酬を受領した
  事件         接見回数  虚偽報告   実質金額     不正報酬
①強盗未遂事件      2回    7回     4万4000円         12万円
②強盗銃刀法違反事件 4回    7回     8万4000円         12万円
③放火事件         7回     8回     13万7100円       14万6800円
④強盗致傷        2回     6回     4万4000円        11万4000円
⑤強盗致傷        3回     5回     6万4000円        10万4000円
⑥強盗致傷        4回      6回    10万4000円      13万4000円
⑦強制わいせつ     2回     8回     4万4000円       12万4000円


取扱国選弁護事件7件
実質接見回数24回 虚偽接見報告47回 ごまかし回数23回
正規報酬    52万1100円 不正請求 86万2800円
不正報酬  34万1700円

弁護士名 黒瀬文平
登録番号 28357
所属弁護士会 岡山
法律事務所名 黒瀬法律事務所
懲戒年度 2009年12月
懲戒処分種別 業務停止2年
処分理由の要旨 国選弁護報酬不正請求
処分要旨詳細リンク https://jlfmt.com/2009/12/23/28369/