ホームレスは弁護士だった③ 失踪した弁護士
失踪した葛西清重弁護士(埼玉)の状況についてかなり分かってきました
現在の登録番号は41926番ですが第二東京弁護士会に所属していた時は16094番であったことがわかりました。平成元年に東京のS多摩法律事務所を退所しています。平成7年3月31日に弁護士登録を抹消します。二弁を退会したのです。弁護士業界から去ったということです。
平成22年(2010年5月)に埼玉弁護士会に登録します。平成7年から平成22年までが不明の期間です。飯能市の公園で宿泊していた葛西氏は飯能キリスト教会の牧師に助けられ教会の中で法律事務所を開業しました。売上の半分は教会に払うと言う約束でした。2010年5月から弁護士業を再開したのですが独自の理論による法律行為であったので依頼者とはあまりうまくいかなかったようです。牧師が彼の業務を手助けしていました。2012年6月に依頼者から事件処理が不適切であると懲戒請求が出されます。2012年夏ごろ、葛西清重弁護士はまた失踪しました。全国に捜索願がだされています
埼玉弁護士会はどのような対応をしたか
埼玉弁護士会副会長の佐々木弁護士が葛西弁護士の件について担当しています。しかし出された懲戒請求の審査はまったくしていないようです。
懲戒請求書が葛西弁護士の手元に届いていないのが理由です。埼玉弁護士会はこれではしょうがないと繰り返しいうだけです。その上、今会費が未納になっているから半年未納になれば退会処分になるからと懲戒請求者に言いました。弁護士会は厄介払いできるかもしれませんが懲戒請求者はまるで泣き寝入りせよというのです。
埼玉弁護士会もふらっとやってきて登録して会費も滞納する弁護士に付き合いたくないという感じです。他の被害者にも懲戒なんか出してもムダです。どうせ事件放置なら戒告しかならないのだから、後少しで会費未納が半年になれば退会ですと同じセリフをいうだけですまったく被害者に親身になっていません。被害者は懲戒処分よりも放置された事件を解決してほしいのです
1件目の懲戒請求については弁護士としてきちっと対応したのか法的に問題はなかったかを自らも弁明し弁護士会も法に照らして判断を求めているのですが、弁護士会はただ半年の会費未納で退会させることを狙っています。
佐々木副会長も言い過ぎているのは弁護士会の役員が懲戒についてあれこれ言ってはいけません。懲戒は綱紀委員会や懲戒委員会で弁護士会とは別の組織でなされるものですから弁護士会の役員が圧力とみられるような事、懲戒出してもしょうがないとか。まもなく退会になるなどと言うべきではありません。
全国で弁護士による被害が続出しています。福岡では4人の弁護士により5億円以上の被害と事件放置になっていても弁護士会は何も救済しません。
埼玉も同じです。葛西弁護士の失踪で多くの事件放置の被害者が出ていますが被害者を救済する気もありません。また他の弁護士を見つけてください。また着手金や報酬が要りますが辛抱してくださいとしかいいません。会費を取っているのだからと副会長に言うと会費は弁護士会の運営と弁護士のために使うのですとまったく無責任な答えです。
葛西弁護士、出てきてください!
まだまだ、この件については続きます