2012 弁護士今年の重大ニュース
先に弁護士ドットコムの弁護士のみなさんが選んだ重大ニュースをご紹介
します。
■『2012年に弁護士が最も印象に残った法律関連ニュース
TOP5』
1位 俳優高嶋政伸さん、美元さん元夫妻の離婚裁判
2位 東電OL殺人事件、再審無罪判決
3位 遠隔操作ウイルス感染PCから犯行予告・誤認逮捕されていた
1位 俳優高嶋政伸さん、美元さん元夫妻の離婚裁判
2位 東電OL殺人事件、再審無罪判決
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事件
同3位 違法ダウンロード、刑事罰導入が可決
5位 一票の格差が是正されないまま衆議院選挙実施
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■ 2012年弁護士10大重大ニュース
① 今年も弁護士の逮捕者相次ぐ
福岡弁護士会・大阪弁護士会 岩手弁護士会等 業務上横領や暴行など
大阪弁護士会の元弁護士3回目の逮捕は食い逃げだった。
福岡でついに詐欺で懲役14年の1審判決が出た。
② 判決文示談書 変造で弁護士逮捕
岡山弁護士会所属弁護士 ついにここまでやってしまった
過去の偽造は事件放置をごまかすためだったが判決文、示談書を
変造して差額を横領するという前代未聞の事件
③ 第二東京弁護士会 八百長懲戒委員会を開く
懲戒委員長の事務所の弁護士が対象弁護士の代理人となっていたのを知っていながら委員長に就任して日弁連で議決された懲戒相当を処分をナシにした。また対象弁護士の代理人に元二弁の弁護士会長や元役員ら4人が就任した。懲戒委員会に圧力をかけたと言わざるを得ない。公平な審査である懲戒委員会でまさかの実態が明るみに出た。
④ 弁護士から依頼者に対して紛議調停の開催を求めた
大阪弁護士会所属の弁護士が依頼人に対して弁護士から紛議調停の開催を求めた。相続事件で依頼者の預り金等を押さえて全額報酬にし、まだ不足だと調停を求めたもの。大阪弁護士会紛議調停委員会も弁護士の要望を聞き依頼者に紛議調停の開始を伝えた。 さすがに大阪弁護士会、弁護士のためなら何でもやりますと常識のないところを見せたが、ネットで全国の弁護士の知るところとなり紛議調停は取下げとなり開催されなかった。しかし全国の弁護士の笑いものとなった。こんな事がまかりとおっていたのか!
まともな弁護士は「私なら恥ずかしくてできない。さすが大阪だ」とのこと・・・・・
⑤ 懲懲を出された元会長のため綱紀委員会綱紀調査をせず棄却
京都弁護士会綱紀委員会は元京都弁護士会長に出された懲戒請求を問答無用で棄却。対象弁護士の会長の時の副会長が綱紀委員長でもないのにでしゃばり綱紀調査をせず棄却した。綱紀調査は懲戒請求者がなぜ懲戒を出したのかを綱紀委員が聴聞しなければなりませんが京都弁護士会はこれをせずに棄却した。この事で逆に元会長の非行があるのではないかと疑いが深まった。
⑥ 弁護士会(法律事務所)のメーリングリストが誰でも見られる状態
ネットのサービスで開設したメーリングリストが誰でも見られる状態で放置してあり弁護士会の謝罪会見相次ぐ、日弁連だけは謝罪せず。個人の責任であると逃げた。裁判員裁判の候補者リスト裁判資料や被害者の個人情報などが誰でもみられた。
⑦ 総選挙に都知事選、弁護士の立候補者相次ぐ。
宇都宮日弁連前会長の都知事ならず。日弁連会長選挙も山岸現会長と
再投票をしてようやく決着。前会長は次は都知事だと立候補したが惨敗
⑧ 2012年の懲戒処分者は77人で新記録ならず
毎年、懲戒処分者数を更新していましたが2012年の処分者は
官報掲載では77人(一人取消)だった。(昨年の79件が最高記録)
『自由と正義』に懲戒処分の要旨が掲載された数は80件(1件取消)
東京弁護士会に今年出された懲戒請求は12月3日現在640件を越えた(登録弁護士6000人)
⑨ 今年も弁護士の逮捕・非行でどこの弁護士会も日弁連も誰ひとり責任を取り辞任することもなかった。
福岡弁護士会の前会長は高額詐欺事件の時の会長であったがまったく責任も取らずも謝罪もせず今期は日弁連副会長に就任、給費制復活に力を注いでいる
⑩ ホームレス弁護士
埼玉弁護士会所属の弁護士が失踪しホームレスになりまた弁護士になり、また失踪、事件放置して被害者多数を出す。現在も行方不明
次 点
弁護士がツイッターやフェイスブックで守秘義務違反やトンデモ発言を繰り返す。その中で新潟の弁護士が「天皇はチンポコだ!」「ヤマグソ(山岸日弁連会長)は佐賀に逝っているのか」とツイートして懲戒請求を出される。
以上が独断で選んだ今年の弁護士の10大重大ニュースです