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母子殺害事件、橋下氏ら訴えた弁護士の請求棄却

 山口県光市の母子殺害事件で死刑判決が確定した大月(旧姓・福田)孝行死刑囚(32)(犯行当時18歳)の弁護団だった弁護士19人が「テレビ番組で懲戒請求を呼びかけられ、名誉や人格を傷つけられた」として、大阪市長の橋下徹氏と読売テレビ(大阪市)に総額1億1550万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が30日、広島地裁であり、梅本圭一郎裁判長は弁護士側の請求を棄却した。

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 訴状などによると、橋下氏は、市長就任前の2007年5月にテレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」に出演。大月死刑囚が差し戻し控訴審で殺意について否認に転じたことを巡り、「弁護士が主張を組み立てたとしか考えられない」「許せないと思うなら懲戒請求を」と呼びかけた。この結果、19人には計約7700件の懲戒請求が寄せられた。
 橋下氏の発言を巡っては、07年9月に弁護団の弁護士4人が橋下氏を相手取って提訴。1、2審は橋下氏に損害賠償の支払いを命じたが、11年7月の最高裁判決は「配慮に欠ける軽率な言動だったが、違法とまでは言えない」と判断、橋下氏の逆転勝訴が確定した。
 19人は、2審判決後の09年11月に提訴した。
2013年4月30日13時32分 読売新聞)
テレビ番組で光市母子殺害弁護団の弁護方法について不適切だと懲戒請求を呼びかけたものです。
確かに懲戒を煽ったという見方があるかもしれませんが一般の方に懲戒制度というのものがあるということを知らしめたことは良かったのかもしれません
懲戒請求は数ではありません。一人でも十分に可能です。
懲戒を出された弁護士会は大変な作業になる。出された弁護士も回答、弁明をするのに大変な時間と手間を要するということですが内容が同じであればコピーでもいいわけです。出された弁護士会も粛々と作業をすればいいのです。
橋下弁護士が光市弁護団に懲戒を出せと煽ったことについて所属の大阪弁護士会は橋下徹弁護士に業務停2月の懲戒処分を出しています。
損害賠償など出さずとも処分されているのです。
もちろんこの処分が厳しすぎる処分であることは言うまでもありません。
この橋下弁護士の懲戒処分の懲戒請求者は橋下弁護士の元ボス弁です
樺嶋正法弁護士ですが、この弁護士も橋下弁護士に懲戒を出そうと300人ほど
集めたそうです。こっちの方が個人的な恨みで懲戒を出したような気がしますが
橋下弁護士はこの件にはコメントしませんでした。
ボス弁と言えば師匠と弟子の関係です。橋下弁護士は弟子。師匠には何も言えない
いや言わないようにしたようです。
昨年に弁護士会に出された懲戒の総数は4000件になったそうです
2000件くらいかなと思っていましたがずいぶん増えたなと
やはりお一人で何百と出された方がいたそうです。
2008年 橋下弁護士に対する損害賠償請求訴訟判決文
橋下徹弁護士懲戒処分の要旨