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岐阜地検:弁護士を起訴…裁判で証人にうその証言させる
毎日新聞 2013年05月10日
 窃盗事件の公判で証人にうその証言をさせたとして、岐阜地検は10日、岐阜県弁護士会所属の坂井田吉史弁護士(39)を偽証教唆罪で、暴力団幹部の伊藤寛士容疑者(26)=窃盗罪などで公判中=を偽証教唆と強要の罪で岐阜地裁に起訴した。
 起訴状によると、坂井田、伊藤両被告は共謀して昨年10月〜今年1月、窃盗事件で伊藤被告の公判の証人になった加藤章徳被告(22)=偽証罪で公判中=に偽証を求める手紙やメモを3回読ませ、公判で偽証させたとされる。
 地検によると、伊藤被告は当時勾留中で、坂井田被告は接見する際、取り調べ状況を記録する「被疑者ノート」や加藤被告の供述調書の写しを渡し、伊藤容疑者が書き込んだメモを知人の男らを通じて加藤被告に見せるなどした。
 この事件で、県警は先月19日、坂井田被告ら4人を逮捕。坂井田被告は同22日に釈放されていた。他に逮捕された解体業の男(28)と伊藤被告の内妻(25)について、地検は「関与の程度が低い」として10日、処分保留で釈放した。
 岐阜県弁護士会の栗山知会長は「会員が起訴されたことは誠に遺憾。適正に審理がなされ真実が明らかになることを期待する」とのコメントを発表した。
4月に逮捕され釈放されていましたが起訴となりました。
過去にも暴力団のために偽証したり威迫した弁護士が逮捕され有罪となり弁護士資格が無くなっています

 

39歳 登録番号31448
坂井田吉史弁護士
二件とも有罪になり弁護士資格が無くなりました
山本至弁護士事件
関元隆事件 証人威迫
岐阜県弁護士会
5月17日
退会届提出

窃盗事件の公判で証人にうその証言をさせたとして、偽証教唆罪で岐阜地裁に起訴された県弁護士会所属の弁護士、坂井田吉史被告(39)が同弁護士会に退会届を提出していたことが16日、分かった。弁護士会は届けを受理せず判断を保留。判決や弁護士会の綱紀委員会による調査に基づき、坂井田被告に対し、懲戒処分も含めた措置を決める。

 同弁護士会によると、坂井田被告は4月30日付で退会届を提出。さらに日本弁護士連合会に弁護士名簿登録取り消し請求書を出したという。