芸能人装い出会い系誘導 116億円売り上げる
 出会い系サイトで芸能人を装う「サクラ」とメールをやりとりさせ、利用代金をだまし取ったとして、警視庁は十三日、詐欺の疑いで、出会い系サイト運営会社「ウイングネット」(東京都新宿区)元役員山中孝浩容疑者(34)=同区西早稲田二=ら男女九人を逮捕した、と発表した。
 同社は昨年六月までの二年半で、芸能人らを装うサクラを使い、百十六億円を売り上げたとみられ、警視庁は社長の男性(40)の逮捕状を取り行方を追っている。
 逮捕容疑では、昨年四~五月、元AKB48の前田敦子さんやマネジャーを装い、埼玉県の男性会社員(40)の携帯電話に「相談に乗って」「謝礼五百万円を払う」などとメールを送ってやりとりし、利用代金百三十六万円を銀行口座に振り込ませ、だまし取ったとされる。
 警視庁によると、山中容疑者らは「分からない」と容疑を否認し、一部の容疑者は認めている。同社は「聞いてもらいたいお話があります」とメールを送り、被害者がリンク先に接続すると出会い系サイトに誘導される仕組みだった。同社は二十二サイトで前田さんや、嵐の松本潤さん、俳優向井理さんらを装ったサクラにメールをやりとりさせ、利用者から一回のメールの閲覧、送信で五百円を取っていた。 警視庁は同社などの捜索で、全国三十七万二千人の顧客名簿を押収したという
東京新聞
出会い系のサイトでサクラを使い顧客から詐欺をしていた会社
その会社の社長を騙そうとした出会い系サイトの元従業員と東弁の弁護士
被害者に代わって金を取り返そうとしたというもの。こっちも詐欺みたいなもん
今月の東弁の広報誌にタイミング?よく掲載されました

 

  懲戒請求者  出会い系サイトの運営者 サクラを使ってメールを送り使用       料を取る
  元従業員A  サイトの情報を取り運営者から金を取ろうとする
  弁護士    継続的に仕事になると元従業員と組んでサイト運営者を提訴 
             
【処分の公表】
被懲戒者  飯田秀人 (11582) 飯田法律事務所
懲戒の種別   業務停止1
効力の生じた日  201358
(懲戒理由の要旨)
被懲戒者は平成217月、出会い系サイトを運営する懲戒請求者の従業員であったAらから懲戒請求者が出会い系サイトの利用者に対しサクラを使ってメールを送信することによりサイトの利用料金の払い込みを受けていることについて、サイトの利用者が懲戒請求者に返還を請求することができるかについて相談を受け、Aらは懲戒請求者の顧客データを利用して被懲戒者らに訴訟に必要な情報を提供すると説明した上で懲戒請求者から返還させた金員について自分たちの取り分をもらえるか、被懲戒者に尋ね1000万円規模の金銭を報酬として交付する旨を表明した。
その後、被懲戒者はAらから懲戒請求者が運営するサイトの利用者3名の紹介を受け、懲戒請求者を被告とする損害賠償請求訴訟を提訴したが、その際被懲戒者は原告となったサイトの利用者と直接会うことなくAが持参したデータを基に訴状を作成し委任状及び印刷代もAから受領した。
上記訴訟は被懲戒者が主張、立証活動を十分行わなかったため棄却され被懲戒者がAらに金銭を支払うことはなかったが、被懲戒者が継続反復する意図のもとにAらから懲戒請求者が運営するサイトの利用者の紹介を受け自らは依頼者と直接面談することなくAらを利用して訴訟を遂行した行為は弁護士職務基本規定第11条に違反し弁護士としての非行にあたるので弁護士法第57条に定める懲戒処分の中から業務停止1月を選択する。
                    201358
                東京弁護士会会長      菊池裕太郎