弁護士横領:9億円着服の福川元弁護士、上告取り下げ /岡山
毎日新聞 2014年04月08日 地方版
交通事故の賠償金など約9億円を着服したとして業務上横領などの罪に問われ、1、2審で懲役14年の判決を受けた元弁護士、福川律美被告(66)=東区=が、上告を取り下げていたことが7日、最高裁などへの取材で分かった。取り下げは今月2日付。
1審の岡山地裁判決などによると、福川被告は2006〜12年、交通事故の損害賠償請求訴訟の賠償金として振り込まれた現金約2億2600万円を依頼人に渡さず着服するなど、計約9億円を横領するなどした。福川被告は、2審の広島高裁岡山支部でも懲役14年の判決を言い渡され、今年2月12日に最高裁に上告していた。
岡山弁護士会は「情報を把握できていないので、コメントできない」としている
弁護士自治を考える会
岡山弁護士会所属だった福川律美弁護士(元)交通事故の保険金など約9億円横領して逮捕・起訴され1審は懲役14年でした。このときの弁護人は福川の同期の元岡弁副会長でした。
どこに横領されたか誰に金が行ったのかなど金の流れも解明せずに検察のいうとおりの裁判で終わりました。被害者が証人に立つこともりませんでした。出演者ナシのくだらない芝居のような茶番劇でした、
そして二審の広島高裁岡山支部では岡山の国選弁護人が福川の弁護人になりました。審理は1回のみ、量刑不当で上告したのですが被害者救済も
できていないのでは被告人に有利にならないと懲役14年のままでした。
当初、福川弁護士は最高裁に上げないという判断をしていましたが
1審の検察のいうとおり弁護側の黙っていればお前には悪いようにしないと言われてうたようですが求刑懲役15年に出た判決が懲役14年では生きて刑務所から出れないと悟ったのでしょう。福川は現在66歳
ほんとうの事をいってやると思い立ったのですが福川弁護士(元)あらゆる圧力がかかってきたのでしょう。
被害者の会は最高裁への上告を喜んでいました。金の流れを福川が話す気になったと思ったからです。
今回、上告取り下げにしたということですが、これで弁護士会は安心したことでしょう。