いろいろございました。2014年上半期
弁護士業界あれこれ
「2014年上半期 懲戒処分のまとめ」
「自由と正義」20141月から6月号に掲載された懲戒者と630日までに官報に掲載された弁護士の懲戒処分の公告の合計60
      戒告    業務停止   退会・除名
  大阪   6       2
  兵庫   4       3
  愛知   6       1
  二弁   4       3     1
  東京   2       3
  福岡   3       2
  岐阜   0       1     1
  一弁   1       1     1
  静岡   2
  長野   0       0     1
  仙台   1       1
  千葉   0       0     1
  広島   1       0     1
  奈良   1
  京都   0       1
  滋賀   1       0
  香川   1
  三重   1
  新潟   1
  岡山   1
21  熊本                  1
22  埼玉   1
23  沖縄            1
24  札幌   1 
     戒告38   業務停止15  退会除名7    
≪懲戒レース展望≫(前半戦を振り返って)
≪団体戦≫
今年の前半は大阪・兵庫・愛知の善戦が目立ちます。特に兵庫は今年に入って一人の弁護士が3回処分を受けるという新人が現れましたので団体に活気が出てきました。毎年、弁護士の登録数では優位に立つ東弁が団体レースを引っ張っていったのですが今年は5人と少なく長く保った団体王座の座を明け渡すのではないかと思います。
大阪は仕事くれ仕事くれとラジオなどで盛んに宣伝しておきながら事件放置するというせこい懲戒で回数を稼いでいますが昨年の記録更新(年間14件)となるのかこちらも団体戦勝利と大阪弁護士会の個人記録の両方で目が離せません。 
東京三会では処分が一番甘い二弁がどういうわけか頭ひとつ出ていますがやはり処分は甘いものばかりです。岐阜は盗撮で業務停止6月と行方不明弁護士の除名処分という高得点をたたき出しています。登録数との関係で今年は上位に食い込めるのではないかと思います。過去に懲戒者を出していなかった滋賀、三重も処分を出しました。後半東弁の巻き返しに期待しましょう。
(戒告1点・業務停止月×1点・退会命令30点・除名50点)
  「一番アクトクなのは!!」
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【個人戦展望】
昨年、今年と各弁護士会の名物弁護士が惜しまれて去っていきました。どうしても5回の高い壁は越えられません。長野・千葉、前年の富山の先生のリタイアで個人戦が寂しいレースとなりそうです。伊関正孝先生(東京)も今回の事前公表をみるとひょっとすると危ないと感じます。
期待はやはり兵庫の新人(2014年の半年で3回)でしょう。過去に半年で3回の懲戒処分はありません。まとめて出せば大きなポイントになるのですが兵庫は小出しにして処分を軽くしているためではないでしょうか。
東京の笠井浩二弁護士は業務停止が続き会費未納で退会命令が出ましたがなんとか未納の会費を納めて個人戦に復帰しました。現在4回持ちです。(8月に復帰)やはり今年も一弁の宮本孝一弁護士の存在を脅かす弁護士は
出てこないでしょう。今年に入って既に3件の懲戒請求が出されていますが
全部処分になれば合計11回の輝かしい金字塔を打ち立てることになります。しかし今回は非弁提携・名義貸しの懲戒請求が出ましたのでひょっとするとという悪い予感も致します。
それでは後半戦に期待しましょう
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能力別報酬プランを発表したアムール法律事務所
だがボス弁の大渕愛子弁護士に2件の損害賠償請求訴訟が出された
「上半期トピックス」
≪今年の前半戦の弁護士の逮捕者・起訴者≫ 
  213日 安村友宏弁護士(兵庫)逮捕  依頼人の預り金 着服
  520日 4000万円着服 追起訴  
   2月18日   関根栄郷(二弁)元弁護士  横領容疑で起訴されていた。 
  328 玉城辰巳弁護士(大阪)成年後見人制度業務上横領で在宅起訴
  4月8日 山之内幸夫弁護士(大阪)在宅起訴  
  59日 梁英哲弁護士(大阪)・相続事件 2000万横領容疑 南署に逮捕
   521日 国税庁に出向中の間石一平弁護士(大阪)が盗撮容疑で逮捕
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女 「あなた最近薄くなったんじゃないの」
男 「あっ!靴のヒモがほどけてる」
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≪下半期はどうなる弁護士業界≫
日弁連、悲願の1年100人の懲戒処分者は達成できるのか!!
■ 非弁提携・名義貸しの問題がこれからどうなるか。起訴される弁護士
  はいるのか!?
■ 国有地巨額詐欺の二弁の本田弁護士の裁判、今も無罪主張だが!

 

■ 岡山弁護士会元副会長種田弁護士が福川律美元弁護士(懲役14年)に
   依頼者の保険金を渡してしまい返還を求められた裁判

 

■ 間接強制の命令にも従わない元妻と元代理人二弁の40代弁護士を
  訴えた裁判。9月に本人尋問いよいよ結審か!