弁護士とNPOとの非弁提携は無くなるか!
年3兆円の過払い金に群がる弁護士とNPO
 
西日本新聞(福岡)とサンケイ新聞(東京)の2誌が弁護士とNPOの非弁提携や過払い不当請求、弁護士の着服とNPO事務員の持ち逃げをを記事にしました。
サンケイ
弁護士とNPOの非弁提携がこの先無くなるでしょうか
私は絶対になくならないと思っています。
過払い請求が最後の一人になるまで続きます。 
過払いとは昔サラ金から借りた金の金利の高い分を返還すると言う事案です。もう何年も過払い請求が続いています。一体いつまで続くのでしょうか。  
昨年に全国のサラ金・金融業者が過払い金を支払った総額は3兆円です。
昨年プロミス・アイフル・アコムなどの大手が支払った過払い金総額は
8000億円です。過払い請求は年間3兆円ビジネスなのです。
弁護士もNPOもこんな簡単に楽に稼げるビジネスを手放すわけがありません。
弁護士とNPOとの非弁提携・NPOへの弁護士の名義貸しがなくならない理由は4つです。

   NPO

NPOにはサラ金会社を辞めた人間がデータを持って辞めています。
そのデータを基に電話をしていますから確実に過払い金はあります。
電話を受けた元利用者も今まで放置していたのは、私には過払いはないという思い込みや資料が手元に無いことなどがあります。NPOから電話があれば、いくらでもいいから返してくれるならとNPOの過払い請求に承諾をします。つまりNPOが請求者を探し出してくるのですから、過払い請求は減りません。新規の客を開拓して弁護士に渡すのです。NPOは弁護士より必死に仕事をしています。1年で3億円稼いだNPOもいます。儲けてあとは潰すか、また新たにNPOを作ればいいのです。こんなおいしいビジネスを手放すわけがありません。
過払い請求をするには弁護士の名義が必要ですが、名義を貸したい弁護士はたくさんいます。名義だけなら月に50万円、仕事もするなら100万円が相場だそうです。月100万円払っても儲かるビジネスです。名義を貸したい弁護士は無能・借金まみれ・高齢の弁護士です。
非弁提携は弁護士主導ではありません。
NPOが主導で弁す。法律事務所に事務長という人間を送り込みます。監視役でもあります。NPOに監視され働くのは弁護士の方です。
 
     金融会社
金融会社のデータに元利用者の過払い金があれば払います。
いつかは全てを処理をしなくてはいけないのですから、NPOでも弁護士でも請求があれば処理をします。相手が弁護士であろうと弁護士の名前を語っていようと振込先は弁護士の口座ですから交渉がまとまれば送金をします。 
過払い請求があった時に金融会社が弁護士やNPOに『委任は確かにご本人から受けているのでしょうか』と言えばいいのですが言えません。
弁護士に対してそんな事を言えば弁護士や弁護士会がなんと言ってくるかわかりません。
委任をきちんと受けているかどうかは金融会社の問題ではなく弁護士の問題なのです。さらに過払い金を振り込んだ後に『当社は弁護士に○○万円振り込みましたがあなたはいくらお受け取りになりましたか?』と聞けばいいのですが、それもできません。弁護士に見つかったら怒鳴り込まれるでしょう。もちろん金融会社もそんな大きなお世話はしません。早く1件でも処理をして過払いによって赤字になった会社を立て直さなければなりません。
金融会社は過払い金を値切ったとしても黙って払うだけなのです。
 
   元利用者
貰えると思ってもみなかった過払い金、少しでも戻れば文句はいいません。またいくらの過払いがあるかほんとうのとこはNPOも教えません。

実際の過払い金と戻ってきた過払い金の差額があっても弁護士に文句をいう人は少ないと思います。弁護士にもっと戻せと裁判をしても費用対効果で割があいません。懲戒請求を出しても弁護士会は差額を払ってくれるわけもなく、めんどうなだけです。つまり過払いでは被害者は出ないということになります。

  弁護士会
非弁提携をする。名義を貸す弁護士は無能弁護士か借金漬け弁護士か高齢の弁護士が年金替りの小遣いにしたいからです。弁護士会に苦情さえなければ大目にみます。懲戒処分も甘いものばかりです。九州の女性弁護士がNPOとの非弁提携で処分されましたが『戒告』でした。非弁のカリスマと呼ばれた老弁護士に先日『退会命令』が出ました。これは高齢の弁護士にお疲れさまでした。先生十分お稼ぎでもう老後は安心でしょう。それでは退会命令を出させていただきますということです。若い弁護士に厳しい処分は出しません。
 
実際、今年の春に在宅起訴となった3人の弁護士は国税の査察からです。
NPOの巨額な脱税から弁護士のところまで捜査が及んだのです。
弁護士会が非弁提携弁護士を告発をしたということではありません。その証拠に8回も処分を受けた弁護士も在宅起訴されていますが、8回の処分は事件放置です。NPOが事件を受けて儲からないもの難しい離婚事件などは放置したのです。処分を受けた弁護士は何も分かっていないのです。弁護士会はNPOとは無能弁護士にメシを食わしてくれるスポンサーですから文句はいいません。ただし苦情の出ないようにうまくやってくれと言うことです。

 

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江藤法律事務所(東弁)架空の事務所です。神田のビルの1部屋にこの事務所と法律事務所リ・ライズ・弁護士法人リ・ヴァ―ス法律事務所がありました。江藤事務所の封筒をめくると飯田法律事務所の名前が出てきます。3つの法律事務所があり事務長はNPOの人間でした。 
 
NPOと金融会社、元依頼者、弁護士と利害は一致したのです。この先も弁護士とNPOの非弁提携、そして過払い金の不返還は続くです。
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