弁護士に退会命令=「過払い金渡さず」―東京弁護士会

時事通信 5月7日(木)19時9分配信
 東京弁護士会は7日、消費者金融から返還を受けた過払い金を依頼者に渡さなかったとして、龍博弁護士(66)に退会命令を出したと発表した。2013年12月ごろから連絡が取れない状態にあるという。
 同弁護士会によると、千葉県に住む男性は13年7月、龍弁護士に消費者金融3社に対する過払い金返還請求を依頼。同弁護士は3社から計約61万円を受け取ったが渡さず、返金を求める男性が申し立てた調停の場にも出てこなかったという。
 男性の懲戒請求を受けた同弁護士会は14年9月に登録上の東京都千代田区の事務所を調査したが既に存在せず、現在までに本人と接触できていない。同弁護士会には12年1月から14年10月の間、龍弁護士に関して「連絡が付かない」などの苦情が計34件寄せられた。

やっとでましたか。忘れてました,遅すぎます
連絡がつかない法律事務所として去年に記事にしました。
この記事には書いてませんが非弁提携が疑われる内容です。
除名処分ではなくワンランク下の退会命令になったのは龍先生が
逃げたのではなく、金もって逃げた事務員を追いかけて龍先生も
いなくなったという理由だと思います。
2014年9月 サンケイ
過払い金、困窮した「整理屋」が持ち逃げ? 債務者に戻らず トラブル急増の恐れ

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借金返済時に払い過ぎた利息「過払い金」の返還をめぐり、債務者本人に返還金が戻らないケースが相次いでいる。弁護士に多重債務者を紹介して仲介料を稼ぐ「整理屋」が持ち逃げしている可能性が浮上。過払い金返還請求が下火となり、困窮する整理屋が続出していることが背景にあるという。(市岡豊大)

消えた返還金…

 「処理をすべて任せていた事務員が突然いなくなってしまいまして…」 千葉県船橋市の60代男性は電話口の弁護士の言葉を聞いて色を失った。 入院生活が長引き治療費に苦慮した男性は昨年7月、東京都内の消費者金融会社に借り入れを相談した際、過去に借金歴があったことから「過払い金が戻る可能性がある」と都内の弁護士を紹介された。 男性は事務所の電話に出た「サイトウ」と名乗る事務員に手続きを依頼。数カ月後、サイトウから「返還可能」と連絡があった。
 しかし突然、昨年11月になって、弁護士からサイトウがいなくなったと冒頭の電話があった。男性が調べると、消費者金融3社から既に弁護士事務所に計61万円が返還されていた。その後弁護士とも連絡が取れなくなり、男性は詳細を確認することができていない。

弁護士の非弁提携は無くなるか!

過払い請求に群がった弁護士・NPO


この件に関しては司法ジャーナルの鎌倉九郎さんが詳細にレポートをしています