イメージ 1

弁護士の横領事件など珍しくもなくなり地元以外には新聞報道もありません。福岡の高橋浩文弁護士約6億円、岡山の福川律美弁護士の約9億円
詐欺横領事件も全国ニュースにはなりませんでした。
今回の上田勝啓弁護士の横領事件も私の住む関西地方の新聞報道はありませんでした。函館新聞には詳しく報道されています。5月22日朝刊
『仕事のミスが横領の始まり』
1991年に弁護士登録 当時は過払い請求の仕事をして年収は手取り約800万円だった。96年に独立。仕事上のミスで大口案件を失い月収約20万円となった。事務所経費に月額100万円必要だったので依頼人の預り金に手を付けた。上田容疑者は半分は借金の返済に半分は競馬に使った。
競馬で金を増やして預金に戻し家裁には間違って金を下したと説明した。
札幌弁護士会の太田賢二会長は21日記者会見し
『安易な対応で借金を増やしている。どこかで歯車が狂ったのだろう』
と話した。
まるで他人事の札幌弁護士会長のコメント
自分は今年の4月から会長になったから知らないとでも言いたかった
のでしょう。弁護士会に苦情はあったはずです。
過去に横領事件があって弁護士会長が責任を取って辞任したことは
1回もありません。弁護士会が被害を弁済したことも1回もありま
せん。責任を取るという考え方は弁護士会にはありません。
途中で会長を辞任したら同じような事件があれば前例となり辞任しなくてはならないからです。東京弁護士会の会長は1年に3人は必要となるからです。
こんな弁護士に依頼した人の自己責任、運がなかったということです。容疑者の事件の途中のものも引き継ぎはしません。また新たに着手金を出せというのが岡山弁護士会の対応でした。横領弁護士が出たらまた事件がまわってきて金になると考えているのが弁護士会です。
まだ上田勝啓弁護士は現役の弁護士です。
今、札幌弁護士会の役員の仕事は上田容疑者に自分から弁護士を辞めろと説得しているはずです。現役で判決を受けてもらっては困るからです。また苦情が弁護士会に寄せられては困るからです。1日も早く弁護士を辞めてもらい。『当会とは関係ありません』と言いたいのです。
弁護士登録抹消の説得ができないとなると今度は自己破産を申請させます。それも嫌だと抵抗するなら債権者破産を申立てするでしょう。岡山がそうでした。福岡は破産申請させてから逮捕させ、新聞発表時点は元弁護士でした。福岡の高橋浩文も岡山の福川律美も懲戒処分もなく、きれいな身体で服役しています。(ともに懲役14年)
上田勝啓弁護士 22290
会長談話も出さない札幌弁護士会
2014年10月~2015年1月 相続財産管理 60人横領約7000万円
2009年8月~2015年1月債務整理4人 46回 横領2566万円